表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第5章 年末にかけてイベントって多くなるよね、、、
482/546

人生色々

さおりは神妙なおもむきて、、、


さおり

「そうね、、、いつかは聞かれると思っていたけど、、、

演劇部は休部あつかいなんだけど、正直言うともう演劇はしないかなぁ、、、

その、、、変な誤解しないでね、、、わたしね、ソヨヒトと一緒にいるために演劇はやめたの、、、」


えっ!!なにそれ、、、さおりが演劇はやめる事と、俺と一緒にいる事が関係するの?


さおり

「演劇は今も好きよ、、、

でもわたしはそれ以上にソヨヒトが好きなの!!

そのソヨヒトが人に目立たない平穏な生活を望むなら

わたしはそれに従う、、、だからもう〜表世界に出ないの、、、」


そこまで俺のことを、、、さおりがどれだけ演劇が好きかは知っている。

子役として芸能事務所に所属していたぐらいだ。

そんなさおりが、、、


ソヨヒト

「、、、さおりそこまで俺のことを思ってくれてたなんて、、、俺なんて言えば、、、」


嬉しさと申し訳なさが上手く言葉として出てこない、、、


さおり

「ううん、、、ソヨヒトは気にしないで、、、

これはわたしの覚悟なの、、、一度あなたから逃げたわたしの後悔、、、これはわたしなりのあなたのそばにいるために必要だったこと、、、。

まぁ〜それだけわたしはソヨヒトが好きなのよ!!

、、、もし少しでも申し訳なさを感じてくれるなら、、、わたしを大切にしてね!!」


俺はなにも言わずさおりを抱きしめる、、、俺に出来ることは華奢なさおりを抱きしめてあげるぐらいだと思った、、、。


さおりにも抱きしめ返されてしばしの沈黙が、、、

なんとも言えない安らぎと恋しさを感じていた。


そんなさおりとの抱擁に横槍の電話が、、、シルからだ!!


ちょっと気まずい雰囲気で電話に出る、、、


ソヨヒト

「もしもし?」


シル

「こら〜なに二人でキスしてるのさ〜!!」


えっ?なに、、、、見られてる?

いや違う俺たちはキスをしていない!!


ソヨヒト

「なにふざけたこと言ってるんだよ!!

どうしたシル?」



シル

「、、、あれ?おかしいなぁ〜わたしの髪がピン!!って、立ったんだけど、、、」


お前は半妖怪か!!なに?ちゃんちゃんこ着て肩に目玉のおっさんでも乗せてるのか?知らんけど、、、


さおり

「ちょっとシルちゃん!!せっかくソヨヒトと二人っきりなんだから邪魔しないでよ〜!!」


不機嫌そうにさおり言う、、、


シル

「やはりイヤがったなぁ〜ドロボウネコもとい、ネコ妖怪!!」


お前さんは俺も知らないアニメをどこから、、、

いや?最近リメイクされたか?


さおり

「あんたねぇ〜!!」



毎度おさがわせをしております。

現在一部音声が乱れております。

今しばらくお待ち下さい。


ペコリ、、、ソヨヒト



シル

「はあ、、、はあ、、、はあ、、、

相変わらず口の悪い女だ!!」


さおり

「はあ、、、はあ、、、はあ、、、

こっちき来たばかりのエルフのくせに生意気よ!!」


ソヨヒト

「なぁ〜悪いんだけど口喧嘩はよそでやってくれないか?

それ俺のスマホなんだがぁ、、、」


シル×さおり

「なによ!!大体あんたは!!」


こうしていい雰囲気は、地獄耳のシル様に潰されて

なぜかこの後、二人にお説教をもらう修学旅行初日が幕を閉じた、、、。


なんで?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ