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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第4章 なんで生徒会ってラブコメの王道なんだろう、、、
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後夜祭

食後のコーヒーを嗜みながら、シルの働きぶりを見る。シルは明るく楽しそうに文化祭を楽しんでいる、、、そんな姿を見てなんだか嬉しくなった。


少し後ろ髪を惹かれながら店を出ると、すでに閉店の片付けて始める出し物もチラホラと、、、

後1時間もすれば後夜祭が、、、。


昨夜の寝る前にシルから、、、


シル

「私たちは各々の部屋で待っています

各々の想いを抱えたまま、、、」


ソヨヒト

「、、、はぁ〜い?」


シル

「ほら〜やっぱり後夜祭って言ったらね!!」


いや、、、 ねっ!! じゃないだろ!!

その漫画はわかるがお前なに言ってるの?


ソヨヒト

「、、、はぁ、、、」


シルはつまらん!!って顔で、、、


シル

「じゃ〜しょうがない、、、18時に全員で生徒会室集合〜!!」


だそうです、、、。

無駄にプラプラと散歩をした後、時刻通り生徒会室行くと、、、。


ノックして生徒会室入る。


ソヨヒト

「たのも〜!!」


ありゃ?誰もいない、、、まぁ〜みんな仕事してるからねぇ〜ソファーに座りスマホを、、、ヤベ〜充電切れちゃう!!充電器を探してポチッとな!!これで一安心!!


そうこうしているとドアがノックされる、、、。


シズク

「こんばんわ〜あれ?多田野君だけ?」


入ってきたのはシズクだった、、、それにしても、多田野君、、、なんとも距離を感じる、、、。


ソヨヒト

「お疲れ様白川先輩!!俺もさっき来たばかりです!!」


シズクは無言で、こくり、と頷き俺の向かいに座る。


しばしの沈黙が、、、

う〜ん、、、気まずい、やはりきちんと昨日の話しをするべきなのか?悩むな〜


そんな風に考えてあると、、、


シズク

「昨日は、、、その、、、ごめんなさい!!」


そう言ってシズクが頭を下げる。

いや、、、本当は悪いのは俺で、、、


ソヨヒト

「いっ、いや、、、そっ、その、、、」


言葉がどもり喉が詰まる、、、そんな俺を見てシズクが横に首を振り、、、


シズク

「ううん、、、悪いのはわたし、、、わたしが駄々を言ってソヨヒトを傷つけたんだから、、、

シルちゃんってすごいね!!ちゃんとソヨヒトの事を理解してる、、、誰よりもソヨヒトの味方だね、、、

わたし、、、シルちゃんに勝てないなぁ、、、」


昨日3人で話し合ったことはシルから聞いている、、、。

シルが俺の味方してくれたことは素直に嬉しかった。

でも、今の俺なら自分の至らなかったところがあった事を素直に謝れる。


ソヨヒト

「その、、、昨日の俺は正直に言うと、、、

その、、、シズクに八つ当たりしたんだと思う、、、

だからその、、、ごめんなさい、、、。」


素直に頭を下げた。わかっていた、、、

昨日は俺には余裕がなかった、、、

シズクに対して思うところもあった、、、

けど、、、俺はそれを理解して納得していたつもりだった、、、

結局、それは俺の強がりだった、、、

理解も納得も出来ないで、シズクに冷たく接していた、、、。


俺の言葉にシズクは優しい笑みを浮かべて、、、


シズク

「ふふっ!!じゃ〜これでおあいこだね!!

わたし一つだけシルちゃんに勝てるところ見つけた!!

ソヨヒトはわたしに甘えられるんだね!!

わたしソヨヒトよりもおねーさんだから!!」


そう言ってシズクは言葉をやめて一呼吸する、、、

そして、、、


シズク

「大好きだよソヨヒト!!だからまた一緒に恋愛しましょ!!」


シズクから再び告白をされた、、、

なんだろう、、、この高揚感、、、すごく嬉しい!!


ソヨヒト

「うん!!よろしくお願いします!!」


なんか逆の様な気もするけど、、、まぁ〜俺が唯一甘えられる人だ!!これはこれでありなんだろ、、、

二人で照れ笑いをしていると、、、

突然ドアが開いて、、、


シル

「ちょっと待った!!」


、、、?、なんだ隠れて聞いていたのか?

シルはニコニコしながら俺たちの元に、、、

その後ろに申し訳なさそうにさおりも、、、


次回!!第4章完結?


続く!!


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