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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第4章 なんで生徒会ってラブコメの王道なんだろう、、、
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文化祭最終日①

今日は文化祭最終日、シルから時間に余裕があるなら図書委員会の出し物を手伝ってくれと言われ、午前中の1時間ほどヘルプに、、、


カキノ先輩

「オーダー!!ホットコーヒー2つホットティー1つ!!」


三角帽子とマントを付けたカキノ先輩が注文を告げる、、、カキノ先輩は黒縁メガネも相まってコンセプトである魔法図書館によく合っている。


俺の中で三角帽子の魔法使いと言えば、、、青髪、ペッタン、ジト目、中学生と、、、まぁ〜カキノ先輩は全てが真反対で、黒髪、立派なもの、キリッとした目、大人の雰囲気と、、、うん!!これはこれで悪くない!!


ソヨヒト

「了解!!、、、

、、、へい!!お待ち!!」


長年喫茶店の経験を活かして手際良くオーダーをこなす!!

まぁ〜最近はもっぱら楽な皿洗いしてるけど!!


カキノ先輩

「流石経験者!!手際が良いですね!!」


そう言ってオーダーを運んで行く、、、

そうであろう!!そうであろう!!我が輩は出来ネ、、、出来る男なのだよ!!


シルも笑顔で接客対応をしている、、、こう見るとシルは春から本当に変わった、、、種族特有の人見知りスキルも発動しなくなってきているし、、、クールビューティーから愛嬌のある可愛い女子に変わってきた。


ちなみにシルは男装、マント、サングラス、腰には初心者ステッキを付けているのだが、、、


シル

「わたしの衣装どうしよう?」


そう尋ねられたので、俺の趣味全開で行かせてもらいました!!


、、、えっ!!それはまずいだろ?

、、、だってシル生徒会だし、、、。


約束通り1時間のヘルプが終わった後、別のシルとの約束を果たすためにさおりのクラスに向かう。


さおりのクラスの出し物は、喫茶店+劇と一風変わったスタイルだ。

要はお茶を嗜みながら寸劇を楽しむと言う事らしい、、、どうやら我が学年一位の美女をフル活用した出し物の様だが。本人の完全拒否によって劇の方は演出家としての参加にとどめ、喫茶店のウェイトレスに専念する様だ。


でも、最近のさおりは本当に演劇を辞めた感じだなぁ、、、なんかあったのだろうか?

前回の文化祭デートを考えると、演劇そのものが嫌いではない様だが、、、まぁ〜そのうち聞いてみよ〜


やはりと言うか当然と言うか入店に1時間待ちとなり、やっと席に座ると、、、


さおり

「いらゃいませ!!ようこそおいで下さいました!!」


ここってウエイトレスも指名出来るんだけど、当然の様にさおり様が俺の接客対応の様です、、、。


さおりの服装は、ヒラヒラのレースをあしらったらアメリカン風のピンク系ウエイトレス姿だ、少しセクシー寄りなのは気掛かりだがよく似合ってる!!


その証拠に男性客は寸劇ではなくさおりを見ている、、、こら〜人の恋人をジロジロ見るな!!


俺はマジマジとさおりを見ながら、、、


ソヨヒト

「コーヒー一つお願いします!!」


俺の視線にさおりは照れながら笑顔で、、、


さおり

「かっ、かしこまりました!!」


そう言ってそそくさと去って行った、、、。


なに恥ずかしいがってるだよ!!可愛いやつだ!!


さおり

「お待ちどう様です!!ホットコーヒーです!!」


しばしの会話の後、さおりは他の客の接待に、、、

俺はコーヒーを嗜みながらさおりの仕事ぶりを姿を眺めて店を後にした。

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