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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第4章 なんで生徒会ってラブコメの王道なんだろう、、、
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決意

きっかけは些細な事だった、、、。

あの日、イチノハさんに言われたたわいのない一言、、、


イチノハ後輩

「高校生カップルが1年間で別れる確率って、大体90%」


あの言葉がわたしに暗い影を落とした、、、。

わたし自身元々知っていた、、、って言うか女子ならその類の話は大好きだから知ってる人は多いはず。


わたしは家と容姿に恵まれ、それを妬む人から今までも散々嫌味を聞いてきた、だからいちいち気にも止めてなかった、けれど、、、


彼を思うと熱くなる、

彼を思うと切なくなる、

彼にはわたし以外の恋人が、、、。


彼の恋人になってから、この学校で彼と過ごせる時間に焦りを感じる様になった、、、。

残りわずか、そう思うと胸が苦しくなり、不安を感じることも、、、彼女に言われた一言でわたしの中でなにかが弾けた、、、。


結局、足掻けば足掻くほど無駄に空回りして、最後は彼を怒らせてしまった、、、

本当になにがしたかったのだろう、、、。


シルちゃんはすごいと思う、、、彼を好きになることに迷いが無いし、彼をよく理解している。

それはきっと彼女がひとりよがりの恋ではなく、しっかりと彼と向き合った恋愛をしているんだと、、、今回の件であらためて感じた、、、。


彼がわたしを受け入れてくれたのは、わたしが二人と程よい関係を保っていたから、決して争わず二人のお姉さんとしての立ち位置をキープしていたからだ、、、

けれど、彼を好きになればなるほど、二人に嫉妬の感情と独占欲が、、、

そんな気持ちが彼にもっとわたしを見てもらいたいと、邪な思いとなって、一時的に別れるなんて事を言ってしまった。


きっと彼はわたしに失望しのだろう、、、

わたしは愚かな女だ、、、。


でも、この感情はわたしだけじゃ無い、きっとシルちゃんもさおりちゃんも似た様な感情を抱いている、、、。

あらためて、この関係の難しさを感じる、、、

でも、彼とちゃんと向き合おう!!

もう〜迷わない、、、もし、また迷っても絶対にこんなとはしない、ちゃんとみんなで話し合おう!!

それが唯一彼がわたしに求める事なんだから、、、。


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