正妻の御立腹!!①
文化祭2日目も無事に終了した!!やはりクラスと図書委員会の出し物をこなすのは大変だ!!
本当なら今日もソヨヒトのカッコいいスーツ姿を見たかったけど、、、昨日の感じだと今日のソヨヒト大変だと思うから、今日はそっとしといてあげた!!
早く帰ってソヨヒトに逢いたい、、、。
そんな事を考えながら図書室で、明日の準備をしていると電話が鳴る、、、さおね〜からだ。
生徒会室に行くと応接ソファーで泣いてるシズね〜と、慰めるさおね〜が、、、どうしたのだろう?
シル
「お疲れ様、、、どうしたのシズね〜」
さおね〜とシズね〜の向かいに座り尋ねる、、、。
さおり
「あいつ!!シズね〜にひどい事言ったのよ!!シルちゃん!!今からあいつ呼び出して文句言ってやりましょう!!」
なんかさおね〜が息巻いてる、、、ソヨヒトなにをしたの?
シル
「とりあえず状況を説明して!!」
シズね〜の話を聞いてもなんともハッキリしない、、、
シル
「その、、、ソヨヒトが怒ったことがいまいち理解出来ないんだよねぇ、、、」
今の話だとシズね〜に非がある様に感じない、、、
でも、、、あのソヨヒトが、、、?
さおり
「そうなのよ!!だから呼び出して文句を!!」
さおね〜は、なんでそんなにムキになって、、、?
シル
「とりあえず、、、話の前後に何かあった?例えばソヨヒトクラスの出し物に行ったとか、、、」
わたしの問いにバツのが悪そうにさおね〜が、、、
、、、、、
、、、、、、
、、、、、、、、
シル
「なるほど、、、ハッキリ言って二人が悪い!!」
やはりソヨヒトが怒る原因があった、、、まったく、、、。
さおり
「えっ、、、ちょっとシルちゃん!!」
バツが悪そうだったのはこれかぁ〜
わたしはさおね〜の言葉をさえぎり
シル
「じゃ〜仮にだよ!!私たちとの関係を秘匿にするからって理由で、目立つ様に言いふらす必要があった?
ソヨヒトはいつも言ってるよねぇ〜目立ちたく無いって!!
それに悪ふざけは良いとしても、食べきれない量の注文する必要があるの?
わたしもわがまま言ったけど、ちゃんと責任持って注文したものは食べましたよ!!
それに二人は知らないと思うけど、ソヨヒトは大富豪の息子だけど、基本的に親に頼らない人なんだよ!!
一昨日のすき焼きだって、ソヨヒトは親から貰ったお金と自腹でご馳走してくれてるんだから!!
なんで2人は平気でその優しさに感謝もなく漬け込むの?
ソヨヒトに甘えるなとは言わない!!
ハッキリ言ってわたしの方が2人以上に甘えてるし!!
けど、ソヨヒトの嫌がることはしてない!!
彼はすごくプライドが高いの!!だから努力もするし、なんでも出来るの!!そんな彼のプライドを踏み躙ることはわたしは許さない!!」
流石に2人はなにも言えなくなった、、、。
まったく、、、本当に素直じゃ無いんだから、、、
特にさおね〜は!!
さてさてもう少し懲らしめますか!!




