振り回される。
さおりもシズクも不機嫌そうだ、、、さてさて本日一番の山場かな?
ソヨヒト
「こちらがメニーになっております!!」
とりあえずなにもなかった様に接客です!!
って、、、言いたいのだが、、、そら〜昨日もそうだっけど、微妙に注目を集めてますよ!!どーすんのこれ?
さおりとシズクがメニューを見ながら、、、
さおり
「まぁ〜日頃生徒会でお世話になってるから
是、非、に、!! と、、、多田野書記が言うから、多、忙、な、!!わたしと白川先輩が足を運んだのです!!
当然、、、ここのお代は、、、、?」
、、、わざと周囲に聞こえる様にアピールするのは良いが、、、どさくさに紛れて俺に奢らせようとは、、、
ソヨヒト
「、、、勉強、、、させ、、、」
すげ〜顔でシズクが睨んでる、、、
ソヨヒト
「奢らせて頂きます、、、」
おまっ!!お嬢様だろ!!金払え〜!!
シズク
「多田野書記、、、実に良い心掛けです!!さすがはわたしの元恋人、、、それじゃ〜上から高い順3つ!!」
おまっ!!ふざけんなよ!!
それにしても俺の知るこわねじゃないんだよなぁ〜
さおり
「なんか面白ろそうねぇ〜わたしも!!」
こらこら、、、お前らシルじゃあるまいし、、、食い切れんのか?
ソヨヒト
「、、、かしこまりました、、、。」
そしてしばし時は流れて、、、
ソヨヒト
「お待たせしました、、、特大パフェと、特製レアチーズケーキ、スペシャルブレンドです、、、。」
あ〜ああ、、、二人のテーブルに6品、、、締めて6000円が俺の財布からバイバイして行った、、、。
シズクはなにも言わないでチーズケーキを一口、、、
シズク
「あら?以外と美味しいじゃない、、、」
そりゃ〜1000円ですよ!!お嬢様サマ!!
さおり
「、、、ふざけて注文したのは良いけど、、、コレ、、、デカいわねぇ〜」
おいおい、、、一口食って降参はマジやめてよ!!
さおりは元々食が細い、、、シズクは難なくチーズケーキをペロリだが、やはり特大パフェには、、、
シズク
「う〜ん!!これは強敵ねぇ〜!!
多田野書記!!ぼっーとしてしてないで手伝いなさい!!」
なに言ってる、、、こいつ、、、
渋々さおりの特大パフェに手を出すと、、、
シズク
「なっ!!ちょっと!!」
睨んでくるシズクに俺はスマホでシズクにLENE
俺 恋人優先です!!
ちゃんと理解して下さい!!
元恋人さん!!
シズク フン!!呪い呪い呪い
子供かぁ〜お前は、、、
結局、さおりは特大パフェとレアチーズケーキを食べ散らかして、ただいまスペシャルブレンドをご堪能中〜
シズクはムキになって特大パフェを半分まで完食で手が止まる、、、。
俺はさおりの食べ散らかした(ほとんど残し)特大パフェとレアチーズケーキをなんとか完食、、、ゲップ!!
ソヨヒト
「、、、しょうがない、、、白川先輩、手伝いましょうか?」
シズクは俺を睨みながら、、、
シズク
「、、、背に腹には変えられません、、、よろしくお願いします。」
なんか別れてからこの人結構冷たいんだよね、、、
多分これがシズクの素なんだろうね、、、
二人が帰った後も、店は大繁盛、、、くたくたになるまでこき使われた、、、。
ハァ〜やっと帰れる!!後片付けを免除された俺は急ぎ家路に着こうとすると、、、電話がシズクだ、、、。
ソヨヒト
「もしもし?、、、
まぁ〜良いけど、、、
わかった。」
シズクから近くの公園で逢いたいと、、、今日の事で文句言われるのか?
公園に行くとシズクはまだ居なかった、、、。
一人ブランコを漕いでいると、、、視界に金髪セミロングの美女が、、、。
シズク
「お待たせ!!」
風でなびく金髪を手で耳に掛け、俺の知ってるシズクのこわね、、、なんか安心する、、、。
ソヨヒト
「急にどうしたの?」
シズクは無言でブランコの隣に座り、、、
シズク
「、、、なんか冷たくされたから、、、」
、、、まぁ〜あからさまにさおりとシズクに対する態度は違った、、、。
そう言われれば、冷たかったかも知れんが、、、
ソヨヒト
「、、、でも、シズクは俺の恋人じゃないだろ?
シズクだって俺のそう言う性格わかってるだろ?」
今もそうだ、、、恋人になら優しく出来る、、、
けど、、、。
シズク
「そんな事言ったて後、2日もすれば、、、
そうね、、、ソヨヒトはそう言う人だもんねぇ、、、
なんか、、、わがまま言ってごめんなさい、、、。」
なんだよ、、、その言い草、、、ムカつく!!
ソヨヒト
「なに言ってる!!勝手に俺を振って!!俺に冷たくされて怒って!!ふざけるな!!なんなんだよ!!
バカにしてるのか!!」
思わず本音が、、、
ソヨヒト
「気分が悪い!!帰る、、、。」
俺はそのまま家に帰った、、、。




