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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第4章 なんで生徒会ってラブコメの王道なんだろう、、、
450/543

どうもそういう理屈だそうです。

シズク

「ほら、、、元々わたしって噛ませ犬って言うか、シルちゃんとさおりちゃんの隠れ蓑として、ダーリンの恋人を公言していたでしょ?

でも、今はちゃんとダーリンの正式な恋人となってる訳だし、わたし一人公に出来る立場ってなんか二人に申し訳なくて、、、

後、ダーリンも知っていたけど、高校生カップルの将来って90%が別れる訳でしょ?

でも、復縁カップルが結婚した後、もし離婚するとなると、そうでないカップルより半分以上離婚率が減るのよ!!」


結婚って、、、なんだ、、、なんの話だ?

俺振られたんだけど、、、じゃないってこと?


シズク

「だから今のうちに一度別れとけば、わたしとダーリンの離婚率はガクって下がる訳よ〜!!」


あ、、、なんか全て察した。

シズクは不安に駆られたんだ、、、イチノハ後輩に言われたことを気にして、、、そして色々考えた結果、シズクが納得出来るラインを見つけた。


これはシズクにとってのいわばお守り、、、他人には馬鹿げた話に思えるが、シズクの心の拠り所になるんだろ。


人はつねに漠然とした見えない未来に怯えている、、、

それは希望であり恐怖でもある、、、自身が欲すれば欲するほどに不安は大きくなり、何かにすがりたくなる。

そんなところなんだろ、、、。


ソヨヒト

「わかった!!シズクがしたい様にすれば良い!!

でも一つ約束をしてくれ!!

絶対に俺とヨリを戻すって!!」


シズクは涙を浮かべながら俺に抱き付きキスをする、、、俺も離したくないって、思いからシズクを強く抱きしめた、、、。



まぁ〜そんなことがあったわけですわ!!さてさて話は戻って、、、



シズクはニヤニヤしながら俺を見る、、、こいつ、、

この間のこと思い出してるなぁ、、、


ソヨヒト

「まぁ〜流石に1ヶ月は開けないとねぇ〜」


ちょっと意地悪!!


シズク

「なっ!!ちょっと!!流石にそれは!!」


シルとさおりがニヤニヤしながら


シル×さおり

「勝手に盛り上がってラブコメしてるから賛成!!」


シズク

「シルちゃ〜ん!!さおりちゃ〜ん!!」


結局、二人の温情があって、文化祭終了後の復縁となった、、、。


ソヨヒト

「そういえは二人はシズクみたいにしなくて良いのか?」


当然二人は事情を知っている、、、だからなんとなく聞いてみるが、、、


さおり

「なになに?ソヨヒトはそんなにわたしと結婚したいの?そしていつまでも離さないなんて〜!!

この!!欲張り!!」


さおりめ〜嬉しそうに憎まれ口たたきおって、、、。

それと正反対にシルは俺を諭す口調で、、、


シル

「あのねぇ〜わたしがそんな事するとでも?

前から言ってるけど、わたしにはそんな無駄な時間がないのよ!!そんな気遣いするならさっさとわたしと結婚しなさい!!」


なんともバツの悪い話に、、、流石の二人も呆気に取られているが、当の本人は平然とお茶をすすっている、、、すげ〜貫禄だ!!


ソヨヒト

「精進します、、、」


そんなこんなで楽しいすき焼きパーティーは終了した。


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