シズクの家で、、、
電車の中でシズクにLENEを送る、、、。
ソヨヒト こんにちわ!!体調大丈夫?
シズク こんにちわ!!心配かけてごめんね
幾分調子は良くなって来たよ!!
ソヨヒト 良かった!!実はいま近くまで来て
るんだけど会えないかなぁ?当然
無理しなくていいけど、、、
シズク わかった、、、ウチ来る?
ソヨヒト ありがとう!!じゃ〜お邪魔するね
この後、詳細をやり取りして、、、
流石に手ぶらはまずいだろ、、、駅周辺の適当な洋菓子屋さんでお土産を、、、そして約束の時間ジャストに、、、
ソヨヒト
「相変わらずデカい家だなぁ、、、」
日本邸宅、、、まさにその言葉に相応しい日本邸宅、一件神社仏閣にも思えるぐらい立派な佇まい。
門のチャイムを鳴らすとインターホンから、、、
シズク
「は〜い!!ちょっと待ってて、、、」
門が自動で開く、、、なんかすげ〜!!
100メートル先に母屋といくつかの離れが、、、
枯山水の庭園に、、、あっ!!鯉が泳いでる!!
後で人面魚探そう!!
母屋の玄関に着くと引き戸が、、、
シズク
「いらっしゃい!!ダーリン!!」
シズクが笑顔でお出迎えしてくれた、、、良かった!!
予想よりも元気そうだ!!
ソヨヒト
「お邪魔します!!シズク!!」
シズクの案内でシズクの部屋に、、、
シズクの部屋は日本邸宅とはかけ離れた広々とした洋室、、、30〜50平米はあるのか?クイーンサイズのベットとL型ソファーセット置いてある。あのデカい扉はウォークインクローゼットか?
案内されたソファーに座る前に、、、
ソヨヒト
「シズク!!これお土産!!」
シズクの好きなクッキーの詰め合わせを渡す。
シズク
「ありがとう!!ダーリン!!」
ソファーに座ると珍しくシズクが対面に座る、、、
やはり距離を感じる、、、。
ソヨヒト
「それで体調は、、、風邪、、、かな?」
シズクは白のワンピースネグリジェを着ている、、、
パジャマにも部屋着にも見えるが、、、。
シズク
「うん、、、ちょっと熱が出ちゃって、、、でも今は熱も引いたから大丈夫!!明日から学校も行けるし!!」
まぁ〜体調は悪くなさそうだ、、、
ソヨヒト
「あまり無理するなよ!!」
さて、、、どうしたものか?気になる話題に触れるか、、、それともただの雑談で済ませるか、、、
シズク
「、、、どうしたの?なんかぎこちないよ?」
さてさて、、、良いタイミングで振ってくれたが、、、
ソヨヒト
「そうか?、、、まぁ〜恋人の家だからかなぁ〜なんかソワソワするよ、、、」
とりあえず誤魔化す、、、
シズク
「ふふっ、、、ダーリンがこの部屋に居るのってなんか嬉しい〜!!」
この感じだと思い過ごしかな?
小一時間程たわいの無い会話をして、、、
ソヨヒト
「それじゃ〜俺そろそろ帰るよ!!シズクもまだ病み上がりだろ!!無理させたく無いし!!」
俺らの思い違いだった、、、ならヨシ!!
シズク
「お見舞いありがと!!ダーリン!!
そうだ!!一つお願いが、、、
ねぇ〜ダーリン!!わたしと別れて、、、」
笑顔で言うシズクの言葉に俺は声を失った、、、。




