シズクは、、、
LENE
ソヨヒト 今晩みんなでカラオケ行こう!!
行く人はこの指と〜まれ!!
シル OK!!図書委員会終わったら
合流するね!!
さおり なになに?そんなにわたしこと
歌姫の美声が聴きたいわけ?
まったく、、、しょうがないなぁ〜
う〜ん、、、シルとさおりは即既読だけと、シズクから返信がない、、、いつもらなすぐに返信来るのに、、、
合宿明けの生徒会と風紀委員会は仕事が無いので、
午前中で切り上げた、、、帰りのシズクはそれなりに元気だったけど、、、やはり引きずってるのか?
LENE
シズク わーい!!カラオケ!!行く行く!!
良かった!!来てくれる様だな!!まずは一安心!!
時間と場所の詳細を伝えて各自現地集合とした。
そして、、、
ソヨヒト
「お疲れ様!!委員会大変だったね!!」
シルが予定より30分遅れて来たのだが、、、
シル
「アレ、、、シズね〜は?」
俺とさおりは予定通りの時間に、けれどシズクは、、、
ソヨヒト
「なんか体調悪いって、、、」
う〜ん、、、なんとなく不安に思っていたのだが、、、
ソヨヒト
「まぁ〜今日は3人で楽しもうか!!」
久々に3人で仲良く楽しんだ!!けど、、、
やはりなんか寂しい感じがした、、、。
珍しく日曜日にシズクから連絡な無いと思ったら、週明けの月曜日、そして今日もシズクは学校を休んでいる。
さおり
「今日も来てないようね、、、ソヨヒトなんか連絡来てないの?」
さおりも心配しているなぁ、、、シルは図書委員会の仕事で生徒会を不在にしているが、かなり気に掛けていた、、、。
俺らの関係に少し不穏な空気が流れている、、、。
ソヨヒト
「いや、、、日曜日から連絡がない、、、」
俺もどう連絡を入れるべきか悩んでいた、、、
さおり
「あんたまさか連絡入れてないの?」
やっぱり不味いよねぇ〜
ソヨヒト
「うっす、、、」
あっ、、、すげ〜冷たい顔してる、、、
あっ、、、すげ〜ため息付いた、、、ひどい!!
さおり
「あんたねぇ〜自分が何者か理解してる?」
ソヨヒト
「言いたいことはわかるけど、、、
仮にだよ、、、シズクが今の現状に不満があって、
この間のことで耐えきれなくなったとしたら、、、
俺はなんて言えばいいんだ、、、。」
さおりが立ち上がり俺の前に、、、あっ、、、
これは、、、覚悟を決めて目を閉じる、、、
、、、、、アレ?なんだ、、、さおりが俺を抱きしめている、、、
さおり
「あなたの言いたいことはわかる、、、私たちのわがままを聞いてくれてるから、あなたの望まない状態である事も、、、でもお願い、、、私たちにはあなた必要なの、、、だから今すぐにシズね〜に会いに行ってあげて、、、 」
そうだよなぁ、、、うだうだしてもしょうがない!!
シズクは俺に惚れている!!なら俺が行ってやるしかない!!
ソヨヒト
「さおり!!ありがとう!!ちょっと行ってくる!!」
俺はさおりを抱きしめて生徒会室を後にした。




