色々ありますな、、、
前回までのあらすじ、、、
悪の組織セイント会の三頭目に、カレーを献上することになった元勇者現召使いソヨヒトは、新たな敵フラワーガーデンと対峙する。
しかし、三頭目のリーダ格シルフを持ってして、新たなる敵フラワーガーデンは強敵であった!!
果たして飯使いソヨヒトは無事に給仕を終えることが出来るのか?
イチノハ後輩
「先輩!!先輩!!大変だ!!このカレーバカ美味い!!」
こいつ小柄の割に良く食うな、、、さすがシルの友達、、、
ソヨヒト
「わかったから黙って食べなさい!!」
カレーのおかわりをほぼシルと同時のペースで、現在3皿目、、、シル様はちょっと不機嫌そうにカレーをご堪能中、、、どう言う心理なの?
結局、三頭目とお花畑のどうでもいい口論が長引くと、せっかく温めたカレーが冷めてしまので、俺の提案で一時休戦として、みんなで朝食の朝カレーをご堪能中〜!!
うん!!我ながら美味い!!
ソヨヒト
「はぁ〜食った食った!!美味かった!!よし!!それじゃ〜俺は後片付けしてくるな!!」
そう言ってカレー鍋と食器を持って出て行こうとすると、、、
シズク
「待ちなさい!!さっきのお話は終わってないわ、、、」
チッ!!面倒だからこのままうやむやにしようと思っていたのに、、、
シズク
「それで?わたしの彼氏を口説いてどうするつもりなの?」
もう〜いいじゃん!!お花畑はちょっと頭弱いからすぐにこの話忘れてくれるよ!!
イチノハ後輩
「、、、その、、、白川先輩って本当に付き合ってるのですか?」
シズクが ムッ としながら、、、
シズク
「そうよ!!彼はわたしのものなの!!」
あらあらちょっと嬉しい〜そんなにハッキリ言われちゃうと、、、照れる!!
あの〜隣に座るシルさんや?なんでそんな作り笑顔をしながら、隠れて俺の脇腹グリグリするの?
俺なにも言ってないよ?それ地味に痛いんだよ〜!!
イチノハ後輩
「じゃ〜わたしの関係筋の調べが嘘ってこと?
二人は偽りの交際だって、、、」
あ〜そんな話あったなぁ〜確かシルがウソついて、、、
これこれ隣のエルフ、、、横向いて吹けない口笛吹かないの!!犯人だってバレバレだよ、、、ほら〜シズクとさおりがスゲ〜顔して見てるよ〜!!
ソヨヒト
「俺がシズクと交際をしているのは本当だよ!!ただ、俺が目立つようにしたく無いから、公に好評をしていない、、、多分それで尾ひれが付いて面白い可笑しく出回ってるだろ、、、そう言うことだから君とはデート出来ない、、、。」
ここまでハッキリ言えばわかるだろ、、、
イチノハ後輩
「、、、そうか、、、じゃ〜来年の春まで待つかぁ〜」
その言葉に真っ先に反応したのが、、、
シル
「ちょっと!!なんでそうなるのよ!!」
こらこらお前が話に入ってくるな!!ややっこしくなるだろ!!
イチノハ後輩のトンチンカンな発言に思わずシルが、、、
イチノハ後輩
「なんでシルちゃんがツッコミ入れるの?」
、、、まぁ〜そうなるわな、、、困った困った、、、。
ずっと黙っていたさおりが、、、
さおり
「シルちゃんは一人っ子だったから、おにーちゃんが欲しかったのよ!!だから、なんとなくウマが合う多田野君をお兄ちゃんの様に慕ってるのよ、、、」
上手い!!さおりの演技も相まって妙な説得力が、、、
イチノハ後輩
「ふ〜ん!!そうなんだ、、、てっきりシルちゃんって先輩に好意を寄せてると思っていたけど、そっちの好意だったんだ、、、」
、、、こいつ鋭いなぁ、、、
シズク
「それはそうと、なんで春まで待つの?もう諦めてくれない?」
シルのせいで話がそれたが、、、
イチノハ後輩
「、、、あっ!!その話ね?だって高校生カップルが1年間で別れる確率って、大体90%って言われてるから、、、特に進学みたいなイベントがあると高くなるって!!」
あらあら随分具体的な数字を、、、まぁ〜確かにその話は知ってるけど、、、意外とこの子賢いなぁ、、、
シズク
「ちょっと!!なんでわたしたちが別れる前提なのよ!!
そりゃ〜少しは不安はあるけど、、、」
あら、、、意外な話も聞けたので、、、
無駄に続く!!




