文化祭合宿③
ベットに座ってみんなとしばし雑談!!さてさて
飯も食った!!風呂も入った?さぁ〜寝ますか!!
俺は時計を見て、、、
ソヨヒト
「そういえば、この後みんなで肝試しやるって言ってたけど、、、お前ら行かないのか?」
なんか3人ともお化け屋敷好きだったし、、、
さおり
「はぁ〜なんで見知らぬ男子とペアーで歩かなきゃ行けないのよ〜」
またさおりどんが、オイラを冷たい目で見てるでごわす!!やめて!!変な癖が生まれちゃう!!
シズク
「まぁ〜ダーリンと組めるんなら良いけどねぇ〜どうせ変な工作してると思うし、、、」
おやおや裏工作とか得意だけあって、そう言う考えになるのね、、、
シル
「別に暑苦しい人と構内を歩くより、わたしはここでソヨヒトとイチャイチャ!!」
そう言って俺に抱きつく、、、おっと、、、こけるこける!!
さおり
「あっ!!ちょっと!!待ちなさい!!」
さおりがそう言ってる隙にシズクも俺に、、、
そして遅れてプンプンのさおりも、、、
でへへ、、、ふわふわ天国!!
ソヨヒト
「ストップ!!はい!!ストップ、、、!!
俺はこれから明日の朝飯の準備!!君たちはここでおやすみなさい!!OK?」
これ以上はオラの理性が、、、
シル
「え〜じゃ〜わたしも手伝う!!」
あらあらなんて可愛い義妹だこと!!でもねぇ〜
ソヨヒト
「それは無理だよ!!これからみんなで肝試しするんだぞ!!もし他の人に見られたらどう説明する?
仮に俺一人なら、多田野の変わり者が、また変なことしてるてってことで終わるけど、肝試しに出てない三大美女が俺といるって、、、ねぇ〜」
納得出来てない3人をなんとかなだめ家庭科室に、これが主夫の辛いとこ、、、。
さて、、、足した具も煮えてきた!!後はルーを!!
???
「多田野、、君?」
ありゃ、、、見られたまずい、どう誤魔化すか、、、。
そう思って振り返ると、、、おやおやカキノ先輩でわ、、、
ソヨヒト
「こんばんわ!!カキノ先輩!!匂いに釣られてきちゃいましたか?」
とりあえず誤魔化しスタート!!
カキノ先輩
「ちょっと!!そんな事な、、、でも良い匂いね、、、
カレー?」
あらあら食いついちゃったよ、、、
ソヨヒト
「そうなんですよ!!今度の文化祭で出すメニーを考案していて、、、」
まぁ〜この辺のホラが無難だろ、、、
カキノ先輩
「あら?多田野君のクラスはホスト喫茶店でわ?」
チッ!!なんで知ってやがる、、、トオルがいるから大騒ぎになるのを避けて秘匿になっているのに、、、。
ソヨヒト
「女性だけの集客なんて現実的じゃないでしょ?ならやはり男子を呼ぶなら腹にしっかり溜まる物を!!そうなれば安くて手取り早いカレー!!なんてね!!」
我ながら良くもこうウソが、、、
カキノ先輩
「、、、確かに女子のメイド喫茶なら女子も気軽に入れますが、ホスト喫茶店となると男子は敬遠しそうですね、、、
それなら食べ物で釣る、、、理にかなってますねぇ、、、」
あらあら的確な分析ありがとうございます!!
でも、本件は不採用となりますが!!
ソヨヒト
「まぁ〜俺が勝手にやってる事なので、不採用になるかと、、、」
むしろ不採用じゃないと困る、、、余計な仕事はいやざんす!!
カキノ先輩
「あの、、、ちょっと味見をしてもいいでしょうか?」
やっぱりそう来るよねぇ〜それなら!!
ソヨヒト
「実は少しだけご飯があるのでよかったら?
ただし、このことはご内密に!!」
カキノ先輩がニッコリとは笑い
カキノ先輩
「ありがとうございます!!二人だけの秘密ですね!!」
普段仏頂面だからギャップ萌えか?笑うと可愛いな!!
さてさて!!ここには電子レンジが無い!!ご飯を温めるには、、、フライパンに冷や飯を入れてほぐして水を少々垂らして蓋をする、、、出来た!!うんホクホク!!
これにカレーをかけて出来上がり!!
カキノ先輩にカレーを配膳して、、、
カキノ先輩
「、、、いただきます、、、モグモグ!!
あっ、甘くて美味しい〜!!、、、しかも和風ダシ?
、、、具材にシラタキ、、、でも、お肉は豚じゃない、、、でも、、、ひょっとしてこれ鶏皮肉じゃがのアレンジですか?」
おおっ!!良くわかったな!!カキノ先輩やりよる!!
ソヨヒト
「良く分かりましたね!!ただのカレーなら客は呼べません!!なら、珍しさと一手間加えれば!!なんてね!!」
なんて言ってみだか、、、ただのシル様のご要望でごわす!!
カキノ先輩
「、、、やっぱり多田野君は凄い人ですね!!
あ〜あっ!!本当に残念!!」
、、、?なんのことだ?おかわり無いから?
はたしてソヨヒトは無事にこのピンチを切り抜けるか?
続く!!
 




