文化祭合宿②
そうこうして〜あらよっと!!出来上がり!!
シズク
「凄い!!お米が立ってピカピカ!!わたしガス炊き始めて!!ほんとダーリン凄いわ!!」
ふっふふ!!良いんだよ!!良いんだよ!!いっぱい褒めてくれ!!俺は褒められると調子に乗るタイプだ!!
ソヨヒト
「ほら!!肉じゃがさんも上手く出来たよ!!」
後は、ほうれん草を軽くゆがいて、、、本当はチンの方が栄養が逃げないんだけど、、、流石に学校に無いしね〜カツオ節には醤油を少々、、、隠してない隠し味にごま油を数滴、、、
ソヨヒト
「出来上がり!!ほら配膳して!!」
シル×さおり×シズク
「は〜い!!」
無駄に長い調理台に出来た料理を並べて!!
みんな
「いただきま〜す!!」
皆んなが手伝ってくれたおかげで思ったよりも早く出来た!!
、、、、えっ?みんな?
そう!!なんと食べ専のシル様も!!おにーさんびっくりだよ〜!!
しかも!!シルの包丁捌きがびっくりするぐらい上達している、大事なことなので2回言いました!!
まぁ〜たまに家は手伝っているとは聞いていたが、、、
シズク
「う〜ん!!ほんとダーリンの味付けって最高ね!!
わたし鶏皮の肉じゃがなんて初めて食べた!!美味しいわねぇ〜!!」
うんうん!!シズクはいつも俺を気持ちよく褒めてくれる!!
ソヨヒト
「鶏皮を使ってるからコラーゲンバッチリ!!お肌艶々だよ!!」
さおり
「ソヨヒトの味付けってなんでこうほっとするの?」
そう言われても、、、オトンの味だから?
うちにはオカンの味がない、、、オカンの凄いところは、オトンに教えてもらった料理を完コピ出来る、、、あの技は流石だ、、、俺が作るとどうしても俺の色に変わる。
シル
「この味は偉大なるお義父様の味です!!当然多少ソヨヒトの色にアレンジされてますが、私たちもこの味をしっかり学んでいきましょう!!」
なんだ?こう言う時のシルってしっかりしてるって言うかオトンを過剰評価してる様にも感じるが、、、
思ったよりみんなおかわりしたなぁ〜後で少し具を足してからカレーにするか!!
シルとさおりは各委員会に戻って行った。
おそらくレンタル布団でも敷きに行ったのだろう、、、。
結局、図書委員会以外にも合宿をしているクラスや委員会、部活もちらほらと、、、さおりはその対応にも追われている、、、。
だから俺とシズクで後片付け!!時計を見ると21時頃、、、。
ソヨヒト
「でも凄いよな、、、女子は武道館の畳、男子は体育館でごろ寝って、、、俺は家近いから帰って寝ようかな、、、」
まぁ〜シルはイベント好きだ!!みんなでワイワイするんだろ、、、
シズク
「なに言ってるの?生徒会役員は何かあった時の為に、生徒会室で待機ですよ!!」
おいおい!!あのソファーで寝ろと?勘弁してくれよ〜
ソヨヒト
「、、、まぁ〜雑魚寝は嫌いだから体育館に押し込めれるより一人でソファーで寝るのは悪くないか、、、」
シズクが呆れた顔をして、、、
シズク
「ダーリン?わたしも役員なんだけど、、、」
、、、、っ!!
ソヨヒト
「はぁ〜い!!、、、いやいやそれはまずいだろ!!
なら俺一人で別の場所で寝るよ!!」
シズクがちょっとご立腹、、、
シズク
「ダーリン?わたしに一人で寝ろと?」
ソヨヒト
「、、、、」
シズク
「ふふふっ!!ごめんなさい!!実はシルちゃんもさおりちゃんも合流するのよ!!でも二人ともダーリンがいないと怒るわよ〜!!」
なんだ拷問か?蛇の生殺しか?
ソヨヒト
「でも布団ないだろう?」
ソファーをどかせばどうにか布団敷けるか?
シズク
「心配しないで!!白川家の財力でベットに用意したから!!」
えっ、、、この人なに言ってるの?
この後、シズク何を聞いても
シズク
「ふふっ秘密!!」
だそうです、、、とりま生徒会室に行くと、、、
巨大ベットが、、、なんだ?どうやってこんなもの入れた?
シズク
「ふふっ!!実はこれ強化ダンボールベットなの!!
ほら、東京五輪で話題になった!!今度うちで防災用として新開発したの!!お父様に駄々言って学校の備蓄品として無料納入したのよ!!」
へぇ〜なるほど、、、確かにダンボールだ!!
ソヨヒト
「確かに丈夫だな、、、」
シズク
「ちゃんと武道館と体育館の分も用意してあるわ!!
、、、でも、一つ、、、実は感想を書いて欲しいってお父様から、、、それで、生徒会役員は生徒会室に泊まって感想を書くんだけど、、、」
なるほど、、、つまり俺らはサンプリングってやつか、、、
ソヨヒト
「それを俺に書いて欲しいんだろ!!なら任せとけ」
シズク笑顔で!!
シズク
「ありがとうダーリン!!」
そうこうしているとドア開いて、、、
シル
「わあ〜凄い!!これだねシズね〜が言ってたの!!」
さおり
「ほんと!!シズね様様ね!!」
こいつ本当にここで寝るのか?まぁ〜今更じゃないか良いけど、、、
ソヨヒト
「でも、、、寝る前に風呂入りたかったな、、、料理で地味に汗かいたし、、、」
ちょっと寒いけど水タオルで拭くか?
シル
「、、、あっ!!そうだ!!」
シルがなにやら詠唱を唱える、、、クリーン!!
シルの体が水色に光、、、
シル
「ふぅ〜サッパリ!!」
クリーン?ってことは清潔、、、つまり風呂か?
ソヨヒト
「今の魔法って風呂?」
シルはいつものあごに指を当てて考える、、、かわいい!!
シル
「う〜んサッパリ?シャワー?って感じかな?」
シズク
「シルちゃんわたしも!!」
さおり
「わたしもわたしも!!」
シルはさっきの詠唱を唱える二人にかける、、、
さおり×シズク
「うん!!サッパリ!!」
スゲ〜な!!さすが大賢者?
シル
「ほい!!ソヨヒト!!」
俺の体も水色に光、、、うん!!サッパリ!!
ソヨヒト
「ありがとうシル!!サッパリしたよ!!でも凄いな!!こんな魔法使えたんだ!!」
シルの顔がみるみるうちにニコニコになり、、、
シル
「えっへん!!凄いだろ!!」
もはやシル様も得意のドヤ顔です、、、。




