表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第4章 なんで生徒会ってラブコメの王道なんだろう、、、
434/549

生徒会書記、、、。

シルとさおりが仲良く歌っている、、、こういう時だけ本当に姉妹みたいだ、、、。


さて、、、ジュースでもおかわり、、、、っと思っていると、、、あっ、!!イチノハ後輩が起きた!!


イチノハ後輩は大きなあくびとネコみたいな伸びをする、、、。

まったく呑気なやつだよ、、、。


イチノハ後輩

「、、、ここは?あれ先輩?」


目を擦りなら俺を見る、、、そのまま起き上がり向かいに座っていた俺のところに、、、?

隣に座り俺の膝に頭をコロン、、、!!


イチノハ後輩

「おやすみなさい、、、」


ソヨヒト

「、、、、」


突然の行動に皆が唖然とする、、、


シル

「ちょっとミツキ!!起きなさい!!タダノ先輩が困ってるでしょ!!」


シルがムキになってイチノハ後輩の体を無理矢理起こす!!


イチノハ後輩

「、、、あれ?シルちゃん?、、、アレ?先輩?夢じゃないんだ、、、どこ?ここ?」


、、、さすがお花畑、、、さてどうしたものか?


さおり

「イチノハさん?覚えてないの?」


イチノハ後輩はしばし考え、、、


イチノハ後輩

「確か、、、先輩とカラオケデートしてて、、、」


、、、コイツどこまでふざけたやつだ、、、!!


シル

「ちょっと!!違うでしょ!!」


あっ!!シルがマジギレしてる!!


イチノハ後輩

「あ〜そう言えば、あの冴えない3年生とカラオケして、、、気分が悪くなって、、、」


さおり

「そこにたまたま、わたしと多田野庶務が出くわして、ヤキノ先輩から頼まれたのよ!!生徒会長として、、、。

それでひとまずカラオケ店で入って、寝かせてたの、、、多分軽い貧血じゃないかしら?」


まぁ〜見事なウソ!!


イチノハ後輩

「そうだったんですね、、、なんか、かたじけない、、、」


あっ!!この前の変装したシルと同じ言い方、、、

元ネタは本人だったのかぁ〜


さっきのさおりの説明通り、イチノハ後輩が体調不良を訴え、道端でうずくまっていた時には、すでにシルは魔法で治療をしていたとか、、、流石だ!!

その後、俺が駆けつけて悪党を成敗して、さおりに報告、さおりの判断で現在カラオケをしてるってわけだ!!


ソヨヒト

「さて、、、体調も良さそうだから帰るか!!」


イチノハ後輩はまだ病人だから!!それにオトンに連絡してこの件のケリをつけてもらわないと、、、


イチノハ後輩

「えっ〜せっかく先輩とデート、、、カラオケ店にいるのに〜やだ!!わたしも歌う!!」


はぁ〜お花畑よ、、、お前の能天気はブレないな!!


シル

「まぁ〜もう少し彼女を休ました方が良いのではないでしょうか?起きたばっかりですし、、、」


おやおやシルはお花畑の味方か、、、

俺はさおりを見ると、、、


さおり

「そうですねぇ〜本来であれば私達も所用があるのですが、、、まぁ〜今は緊急事態です、、、もう少し付き合いましょう!!

多田野庶務!!私達の所用は後日とします!!」


、、、んっ!!なんだ?、、、つまり後日デートやり直しってことか?

、、、コイツ、、、上手く二人を出汁に使ったなぁ〜



イチノハ後輩

「やった!!先輩とデート!!先輩とデート!!」



俺の隣に座るイチノハ後輩が俺の腕を掴んで喜んでいる、、、コイツデートの定義バグってないか?


シル

「、、、まったく、、、あなたって人は、、、」


シルはイチノハ後輩に呆れながらも、ちゃっかり俺の隣をを確保!!さすが第一妻、、、上手い。


俺の対面に座るさおりは表情こそ澄ましているが面白くないご様子、、、まぁ〜今日はさおりとのデートだもんね!!お察しします、、、。


それにしてもイチノハ後輩が積極的で、、、事あるごとにこれにアーンしてきたり、させようとしたり、シルもさりげなくそに対抗して、、、生徒会長を演じているさおり様がどんどん鬼の形相に、、、


イチノハ後輩

「あっ!!そう言えば!!雲野生徒会長!!一つご提案が!!」


なんだなんだ?これ以上余計なことして、さおりの機嫌悪くさせるなよ〜最後にフォローするの俺なんだから、、、


さおり

「提案?、、、どう言ったご用件ですか?」


うん!!やはり難しい顔してる!!こりゃ〜後でフォロー大変だ!!


イチノハ後輩

「シルちゃんに聞いたのですが!!現生徒会は書記が不在なんですよねぇ〜!!

はいはい〜!!立候補しま〜す!!

推薦者はシルちゃんです!!」


あちゃ〜そうきたかぁ〜!!


なにを隠そうと本校の生徒会は本来であれば4役、、、

生徒会長、生徒会長副会長、書記、会計で構成されている、、、現状では、さおり会長、シル副会長、シズク会計と、4役のうち3つ席は埋まっている、、、庶務こと俺は4役ではない、、、まぁ〜肩書きこそ庶務だが、実務は書記もやらされてるんだけどね、、、


シル

「なっ!!ちょっとそんな事、一言も言ってないわよ!!」


ふふっ!!この構図面白いなぁ〜恋人達の中だと妹キャラのシルが、皆を引っ掻き回す側なのだが、二人の関係性だと終始シルが振り回されている、、、

やはりお花畑の方が天真爛漫なんだな、、、。


さおりの顔が一層険しくなる、、、。


ソヨヒト

「別に良いんじゃないか?どの道、書記は必要だって教師からも押されてたし、、、それにシルの友達なら素性も知れてる、、、ゆくゆくシルが生徒会長になる事があったとしても、同学年だ!!色々やり易いだろ!!」


何よりも俺の仕事は減るしね!!


シルは何か言いたげにさおりを見るが、、、


さおり

「そうですねぇ〜今この段階で返答は出来ませんが、、、役員会で協議してみます、、、。」


役員会かぁ〜つまり4役この事、、、まぁ〜要するに俺抜きの恋人達の会議だろ?

まったく、、、コイツらはどれだけ生徒会を私物化すれば気が済む、、、。


この後、小一時間程、みんなで遊んで解散となった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ