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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第4章 なんで生徒会ってラブコメの王道なんだろう、、、
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シルと小田原城

さぁ〜腹もふくれたし!!待ちに待った小田原城!!


シル

「初めて見たけどやっぱり変な形してるよねぇ〜

なんで水で囲まれてるの?」


う〜んやはりシルには基礎知識がないのかぁ〜


ソヨヒト

「じゃ〜もしシルがこの城を攻めるとしたら、どうやってあの壁を越える?当然この橋は使わないとしてね!!」


シルは堀を見ながら、、、


シル

「船で渡る、、、。」


はい!!模範解答ありがとう!!


ソヨヒト

「じゃ〜その船に火弓で射掛けられたら?」


シル

「あっ!!沈んじゃう!!泳いでも、、、ダメか、、、。」


ソヨヒト

「そうだね!!堀は深いから歩いて渡ることも出来ない」


シル

「、、、すごいね!!これじゃ〜この堀は最強だね!!」


はい!!またまた模範解答!!


ソヨヒト

「そうでも無いんだよ!!実はこの水が弱点にもなる!!」


シル

「、、、弱点?」


ソヨヒト

「このお城を大きく囲って壁を作り、この堀の水源の上流の川を堰き止める、そして大量の水を溜めてから、、、」


シル

「流すの?」


ソヨヒト

「そう!!水を溜めるのをダムって言うんだけど、そのダムを決壊させるんだ!!」


シル

「すごいね!!そんな事出来るんだ!!」


ソヨヒト

「まぁ〜いくつかの条件が重ならないと無理だけど、日本は比較的適してると思うよ!!

まずは、水源がある!次に雨が降る、最後は材料だ!!」


シルが不思議そうに、、、


シル

「水と雨は当たり前だけど、、、材料ってなに?」


ソヨヒト

「色々あるけど大まかに石だね!!土だけで築堤すると崩れる恐れがあるから、砂利や石を混ぜて積み上げたりするんだよ!!そして石とか砂利は川や山から取れるから、日本は比較的水攻めに適していたんだ、まぁ〜そうは言ってた珍しい戦法だけどね!!有名なのは備中高松の水攻めなんてのがあるね!!」


シル

「、、、ふ〜ん、、、」


まぁ、、、言葉だけじゃわからんか、、、


シル

「すごい綺麗に石を積んでるね、、、」


ソヨヒト

「これは総石垣って言って主だった建物に石垣を用いる物を言うんだ、、、石の積み方もただ石を積む野面積みと、規格合わせた石を積んでいく間知石積みがあって、小田原城は間知石積みなんだ!!」


シル

「ふ〜ん、、、」


まぁ〜石垣見てもこんなもんだよなぁ〜


ソヨヒト

「それじゃ〜中に入ろうか!!」


天守閣の中に入ってると、お決まりの色んな展示品が、、、シルはあまり興味あるなさそうに、、、

登る階段は急だから俺が後ろに!!

なるほど!!今日はストッキング越しの白パンですな!!ストッキング、、、80デニールと見た!!


ちなみに本日のシル様の服装は、黒のフレアミニニットワンピースと黒のストッキング(推定80デニール)、帽子に黒のキャスケット、そして黒のショートブーツと全身黒ずくめ!!


まぁ〜自慢だが本日も、俺の妹兼恋人兼第一妻?は、

バチくそ可愛いでごわす!!

そんな可愛い妹さん兼恋人兼第一妻?のパンチラを人に見られない様に、オイがしっかり後ろで守るでゴワス!!

あっ!!俺が見えちゃうのはしょうがないよね!!


シル

「おおっ!!けっこう高いね!!」


シル様は天守閣からの景色にご満悦!!

おいらもシル様の未開の地を堪能してご満悦!!

(うなぎ分じゃ〜!!)


天守閣からバルコニーに出て、風景を眺める、、、


ソヨヒト

「このお城は昔、後北条家って言う戦国大名が統治していたんだけど、豊臣秀吉って言う戦国大名がまぁ〜諸説あるけど、総兵力20万の鶴翼の陣で城を包囲して

敵を降伏させたんだってよ!!」


あれ?シルが珍しく俺のこと話を真面目に聞いている?


シル

「20万、、、ってすごいねぇ〜

確かお義父さんが魔王を討伐した時の兵数と同じだね!!お義父さん!!魔王軍30万相手にあっという間に戦争を終わらせたんだって!!」


その話は前に少しオトンから聞いた、、、まぁ〜あまり関わりたくないから、聞き流した話だけど、一つ腑に落ちないことがあった、、、向こうの世界はこの地球のパラレルワールド、、、そう考えると規模があまりにも小さい、、、世界大戦規模なら三桁、、、いや四桁規模のはず、、、それとも向こうは相対的に人口が少ないのか?


ソヨヒト

「さぁ〜そろそろ降りようか!!」


まぁ〜俺が知らなくて良い世界の話だ、、、。


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