タダノ君はツンデレが好き?③
さっきは失敗しちゃったなぁ〜
そう思いながら、シルはチーズケーキ一口!
美味しい!
シルが最近行くようになった、学校から15分ぐらいのカフェで、午後のティータイムを満喫している。
うーん、色々調べて実践してみたけど、冷静に考えて、あのタイミングは、、、はぁ〜にーさん怒ってる?
そう悩みながらもケーキを一口
やっぱり、参考書とかぁ〜あっ!昨日見たにーさんの漫画だ!確かツンデレ調べていたら、ヒロインの一人が大人気のツンデレだった、スマホで、、、やっぱり!すごい人気!この参考書が有れば!!
でも、、、ちょくちょくにーさんの部屋に侵入すると、、、私こっち世界だとまだ魔法が上手く使えないし〜
頬杖をついて外を眺める、、、ガラス越しに映るであろうシルの姿は、ぼやけて曖昧になっている。
よしよし、まだ切れてないな、耳だけなら1日は持つけど、全身になると、、、なんでこっちの世界は魔力か少ないの〜
私は元の世界では、母ほどでは無いが、そこそこの魔法使いとしての名声を持っている。
けれど、こっちの世界に来てから、魔法を使う実験の際に、母も私も上手く発動出来なかった。
お義父さんが言うには、
オトン
「こっちの世界には、魔力=物質変換物質の総量が少ないのかもしれないね」
正直、言ってるから意味はわからなかったけど、そういう事だと認識した。
お義父さんは、程なくしてこのペンダントをプレゼントしてくれた。
魔力増幅装置、お義父さんいわく
オトン
「これは、向こうの世界で使っていた杖とほぼ同じ、
まぁ〜魔石=増加物質の純度を最大限に、引き上げてるからこっちの世界でも、多くの物質変換物質を、使わない魔法なら使えると思う。
試しに、まずは耳を隠す練習からしてみよう!」
そうして、今使える魔法が隠蔽となる。
術式は母が考案したもの、つまり、新たに出来た新しい魔法だ。
さて、とりあえず、、、にーさんが読んでいた漫画は、、、あったコレコレ、5姉妹は分けられない、、、あっ!これ電子書籍がある!、、、どうしよう〜買ってもいいけど、もらってるお小遣いはそこそこあるし、、、一応お義父さんにLENEで許可を、、、、
はやっ!!もう返信きた!、、、プレゼント?、、、えっ!買ってくれたの?やった!
ありがとう!早速お礼を、、、返信!
よし!参考書は手に入ってた。早速ツンデレのお勉強だ!!