意味のない駆け引き
昨日の夜からさおりの機嫌が悪い、、、
昨日、シルが俺の部屋でお喋りをしていると、さおりからのLENEがあっのだが、、、シル様がいたので既読スルーしていると、、、
さおり もしもし?
さおり もしもし?シカト?
さおり ちょっと!!ソヨヒト!!
さおり ムキ〜!!タヒタヒタヒタヒ!!
さおり 呪い呪い呪い!!怨み怨み怨み
民放レベルでは流せない特級呪物の画像まで、、、
そんな具合で、シルが自室に帰って後、LENEを開いたら、あらま!!びっくり!!どうしましょう?
と、いうわけで、ただいま生徒会室の応接テーブルの向かいに、般若の形相のさおり様と対峙しております!!
さおりは足を組みながら冷たい視線で、、、
さおり
「それで?貴方の言い訳も聞いてあげるわ、、、」
いや、絶対言い訳したら怒るでしょ?
まったく聞く耳持つ気ない態度で言われても、、、
ソヨヒト
「いえ、、、その、、、昨日は何だか疲れが、、、それで寝てました、、、です、、、はい、、、。」
とりあえず適当に誤魔化す、、、。
さおりは大きなため息と共に、足を組み替えるが、、、
残念!!シルとは違いさおりはスカートを短くしてないので、、、
さおり
「、、、あんた、、、本当に食いつく様に見るのねぇ〜」
えっ?何の話?
さおり
「シルちゃんから聞いてるわよ!!足を組み替えると覗こうとするって!!」
きゃ〜なんてことでしょ!!これが巷で言うハニートラップってやつですか!!ひどい!!なんてひどい奴らだ!!
健全な男子をつかまえて弄ぶなんて!!訴えてやる!!
ソヨヒト
「あはは?アレ?何の話だろ???」
さおり
「あんた怒られてる自覚あるの?パンツ覗こうとして、、、」
バカやろ!!あるわけないだろ!!明らかに俺は無罪だ!!冤罪だ!!
ソヨヒト
「あはは、、、どうだろう?でも、ほら?俺も男だろ?
今の所は手を出さないけど、ね!!ほら!!目の保養はね!!」
フン!!こうなりゃ開き直ってやる!!そうだよ俺はエロい目線でお前らを見てるんだよ!!それが健全な男だろ!!
さおり
「、、、まぁ良いわよ!!ソヨヒトのスケベは中学から知ってるし!!」
そう言って、さおりはニヤニヤして再度足を組み替える、、、コイツ!!わざと動きを大きくして、、、
クソ!!なんて長いスカートだ!!チッ!!これが風紀委員長の実力か!!ならば俺も!!
ソヨヒト
「水玉だ!!水玉だった!!」
さおり
「、、、えっ?何が?」
フッかかったな!!
ソヨヒト
「昨日のシルのパンツだ!!この前は白黒のシマシマだった!!とても素晴らしかったよ!!
あ〜残念だ!!やはり俺に優しいのはシルだけだな!!」
さぁ〜!お子ちゃまさおりさんよ!!どう出る?
さおり
「ムムッ!!
、、、、、
、、、、、、何よ!!そんなに見たいの?」
かかった!!ソヨヒト!!いっきま〜す!!
ソヨヒト
「見たい!!すごく見たい!!憧れの学年一位の美女で、俺の愛しの恋人だよ!!どんなのか興味がある!!」
さぁ〜どうするさおりよ!!行くも地獄!!引くも地獄!!てめーはおれを怒らせた!!オラオラオラオラ〜!!
さおり
「、、、わかったわよ、ソヨヒトがそこまで言うなら、、、」
えっ?マジで、、、
さおりが組み足の姿勢を正して、俺を見つめゆっくりとスカートを捲っていく、、、まじか!!
頬を赤く染めてうつむきながら、、、
スカートに隠れてた膝が徐々に露わになり、悩ましい太ももが見えてくる、、、思わず生唾をごくり、、、
さおりは手を止めることなくスカートを捲る、、、
俺は食い入る様にその光景を見つめて、そしてついにさおりの太ももの間から神々しい黒い、、、?アレ?これって、、、
思わずさおりの顔を見ると、、、すっごい満面の笑みで俺を見下ろし、、、
さおり
「残念!!スパッツでした〜!!」
フッ!!そう言えば昔よく言っていたなぁ〜さおりは寒がりだからいつもスパッツ履くって、、、
あ〜履かない(儚い)夢だったよ!!ガクシ、、、
井の中の蛙大海を知らず、、、されどシルの水玉を知る、、、。
ありがとうシル!!




