文化祭デート総括
三連休明けの生徒会室にて、、、
シル
「おほん!!本日はご参集ありがとうございます。
本来であればこの場で開く会合でありませんが、この場を提供して下さった生徒会には心からお礼をもうしあげます。
さて、挨拶も早々に、、、これより臨時婦人会を開催致します!!拍手!!」
シルの婦人会開催の合図と共に2人も拍手をする。
シル
「うんうん!!お義父様からの伝統です!!私たちでしっかり引き継いで参りましょう!!」
相変わらずシルはこの拍手にご満悦だ!!
シル
「それでは本日の議題ですが、この三連休でおこなわれた文化祭デートの報告を、、、さおりさんからお願いします。」
応接テーブルを挟んでシルの向かいに座り、澄ました表情のさおりが、、、
さおり
「それでは報告します。
生徒会長してキチンと節度も持って視察して参りました。
強いて言えば、コウくんに2人で歩いてるのを目撃され、多少怪しまれたぐらいです、、、以上です。」
さおりは淡々と事実だけを話す。
何故なら彼女の話に偽りはないから、、、
節度を持った音楽、劇の鑑賞もコクくんに怪しまれた事も
全て事実、ただし余計な話をしていないだけ、、、。
シル
「なるほど、、、なるほど、、、流石は生徒会長っと、言いたいのですが、、、何か報告忘れをしておりませんか?」
シルは冷たい視線を送りニヤリと笑う、、、
さおり
「ハァ〜あんたソヨヒトに聞いたわねぇ〜
まったくあの男は、、、まぁいいわ!!
どうせバレる事だし!!
ソヨヒトの腕に抱きついていたところを、コウくんに見られたわ!!でも、ソヨヒトの起点で上手く誤魔化したけど、、、それと、裏切り者のアイツはシルちゃんとシズね〜の目を盗んで、メイド喫茶で楽しんでいたわよ!!」
裏切り者には死を!!それがさおりの鉄の掟、、、。
シルは眉をピクリと動かし、、、
シル
「ほう〜それはそれは、、、貴重な情報ありがとうございます。」
シルは笑顔を見せているが目が笑ってない、、、2人はシルを見てそう思った。
さおりはソヨヒトに少し悪い事したと思い、シズクは事の後でソヨヒトを慰めようと企んでいた。
シル
「それでは続いてシズクさん報告お願いします。」
その言葉を聞いてシズクは思った。
中途半端なウソはシルに見破られる、、、おそらくさっきの件は、シルの直接のソヨヒトから聞いていない、、、さおりはシルにかまされたのだと、シズクはそう理解した。
シズク
「そうねぇ〜さおりちゃんもちゃんと話してくれたから、、、ダーリンと手を繋いで展示物をメインに見て回ったわ!!後、ダーリンが今度、お城デートに誘ってくれたのよ!!」
シル×さおり
「なっ!!」
シルもさおりも思った、、、ソヨヒトから次のデートを取り付けたシズクを恐るべきと、、、
シル
「そっ、、、そうですか、、、ソヨヒトからデートのお誘いを受けるとは、、、流石です。」
シルは帰ったらソヨヒトに地獄のバストプレス攻撃をすると心に決める!!
シル
「それでわ最後にわたしの報告を!!」
続く!!




