さおりとの文化祭デート③
適当に入った喫茶店はお約束のメイド喫茶!!
シル様が居ない本日は遠慮なく、キョロキョロ!!
さおり
「、、、ふ〜ん、、、あんたコウくんに適当な嘘ついてここに入るのが目的だったのねぇ〜」
失礼な!!コウくんが俺らに気付くまでは諦めてたよ!!
ソヨヒト
「まぁ〜恋人2人は何かと厳し〜からね〜!!
今日はさおりさんで助かるよ!!」
さおりに笑顔でウィンクをする!!
さおり
「あんたねぇ〜わたしも恋人よ!!ったく〜
それで?どの子がお気に入り?」
なんだかんだ言っても、さおりもメイドは大好き!!なんて言ったて、かつて2人で遊びに行ったぐらいだもんね!!
ソヨヒト
「そうだな〜毛色は違うけどやはり猫耳は良い!!」
俺はそう言って横の席で接客をしている猫耳メイドに視線を送る、、、。
さおり
「、、、まぁ〜そうね〜でもわたしはあの大正浪漫的なのも捨てがたいわねぇ〜」
さおりは店の前で立っていた看板娘の、大正乙女が気に入った様だ、、、。
ソヨヒト
「流石さおりさん、、、そうきますか!!確かにあのユヅちゃんは良い!!」
そんなどうでも良い話をして時間を潰してから、いざ本命の演奏会、、、。
音楽的なセンスに皆無な俺でも、なんかすごいと感じた。隣のさおりもうっとりとした表情で聴き惚れている。
その後は少しの休憩を挟んで演劇部の劇、これまたベターなロミオとジュリエットのパロディ、、、意外と泣かせる部分もあって面白かった。
辛口コメンテーターのさおりさん曰く、
さおり
「ヒロインの表情が少し固かったわね、、、でも、全体として上手く演技は出来ていたわ!!あの子もっと上手くなるわよ!!」
だ、そうです、、、。
流石に座りっぱなしも疲れるのでぷらぷらしていると、、、
ソヨヒト
「時にさおりどん、、、後ろに君のストーカーが居るのだが、、、」
さっきからコウくんがさおりの後をついて来ている、、、
恐るべきストーカー、、、
さおり
「うん、、、なんとなくわかっていたけど、、、ここまで来るとちょっと怖いわねぇ〜
もう〜一層のこと!!わたしはソヨヒトの女だって宣言する?」
あんた、、、なに爆弾発言をしようとしている、、、そんな事したらおらの平穏な学園生活が、、、
ソヨヒト
「待て待て仮にだ!!一時的には納得するかも知れんが、直ぐにシズクの事を持ち出されるぞ!!そうなれば奴は暴走して全力で俺からさおりを奪いにくるぞ!!」
アイツの事だ、、、俺に騙されてるとか、貴女は僕しか助けられないとか、真実の愛とか言い出すぞ!!
さおり
「あら?そんなにわたしが奪われたくないの?」
こいつ、、、ちょっと調子に乗ってるなぁ〜
ソヨヒト
「悪いがさおりは俺のものだ!!誰にもやらん!!」
俺は真顔でさおりに言う、、、いまさらさおりを手放す気にはならん!!
さおり
「、、、ばっかぁ、、、でも、、、嬉しい、、、」
フフッ!!赤くなって可愛いいヤツだよ!!
そんな感じでコウくんおかげか?2人の絆を深めながら文化祭を楽しんだ!!
やった!!無事?炎の3連戦をくぐり抜けたぞ!!




