さおりとの文化祭デート②
吹奏楽部の演奏時間まで、プラプラ、、、
今日の大まかな予定は、吹奏楽部の演奏会の30分後に、演劇部の演劇とは座りっぱなしが続くので、今のうちに歩いておく!!
ソヨヒト
「あの〜生徒会長様?一応文化祭の偵察名目なのに肩に抱きつくのは、如何なものでしょ?上に立つものとして示しがつきませんよ!!」
流石のシル様も手を繋ぐだけだったのに、、、
さおり
「なに堅いこと言ってるのよ!!どうせ2人も同じことをしたでしょ!!」
あらあら、、、随分と偏見が、、、シズクなんて遠慮していたぐらいだぞ!!
ソヨヒト
「手を繋いだぐらいだよ!!これ知り合いに見られると、、、って、、ほら〜言わんこっちゃない、、、」
俺らの前からナンパ目的だろ男達に、、、見た顔が、、、
コウくん
「アレ?さおり先輩!!ついでにソヨヒト、、、先輩?」
あ〜どうするんだよこれ〜完全に見られたよ!!
、、、あっ!!、、、俺は小さな声で、、、
ソヨヒト
「さおりそのまま、、、」
さおりはコウくんに気が付き、とっさに俺から離れようとするが、俺の言葉でやめる、、、。
ソヨヒト
「やあ〜コウくん!!ナンパ?」
お前ら絶対ナンパだろ!!男4人でプラプラしおって!
コウくん
「そんなんじゃ、、、さおり先輩、、、って、どうして?」
さおりが俺の肩に抱きついているの見て、戸惑っているのだろう、、、
ソヨヒト
「ちょうど良かった!!コウくんどこか休憩出来るところ知らない?ほら〜この通りさおりが急に体調悪くしてね〜歩くものままならないんだよ」
まぁ〜見ようによってはそうも見えるだろ、、、
後はコウくんのおバカ度合いだけど、、、
さおり
「こんにちわ、、、コウくん、、、」
流石さおり!!口裏を合わせなくて、俺の言葉に合わせてしっかりと演技をしてくるとは!!
コウくん
「だっ!!大丈夫ですか?さおり先輩!!」
心配してるなら早く休憩所教えろよ!!
使えんやつだ!!だからモテないんだぞ!!
さおり
「、、、ええ、、、少し休めば、、、」
それにしてもさおりは本当上手いよなぁ〜
ソヨヒト
「あっ!!さおりあそこに喫茶店がある!!ちょっと休んでいこ!!それじゃ〜悪いけどじゃ〜な!!コウくん!!」
そう言って体調の悪いさおりを介護しながら喫茶店に入って行った。




