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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第4章 なんで生徒会ってラブコメの王道なんだろう、、、
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シルとの文化祭デート①

本日は11月2日土曜日、巷では文化の日を含む三連休となんとも羨ましいばかり、、、オラときましたら連休をゆっくり休むことなく家族サービスですわ、、、無理矢理嫁二人に娘の子守りをされて、、、


ソヨヒト

「ほら!!シル!!はしゃがない!!危ないよ〜」


娘はまだ幼くお祭りに大興奮ようで、、、

よし!!尺取りの寸劇はもういいか!!


と、いうわけで本日は第一妻と、某学園の文化祭偵察というなの、文化祭デートに来ております。


シル

「ソヨヒト!!こっちこっち!!あれ食べたい!!」


シルは巨大わたあめなる物をご所望の様で、、、

げっ!!500円って、あんたなんてものを、、、

ふふっ!!でも大丈夫!!だって、、、


昨日。


オトンが居間でヨガの蓮華座(座禅)ポーズで、一生懸命空中に飛ぼうとしてる、、、。


ソヨヒト

「オトン、、、何してる?」


オトンは目を閉じたまま、、、


オトン

「人を越えようかと、、、よし!!ローネさん!!今だ!!」


オトンの合図でローネさんが何やら詠唱を唱える、、、するとオトンが宙に浮かぶ、、、アホか!!


オトン

「どうだ!!ソヨヒト!!俺は人を越えたぞ!!」


いつもの俺なら そのままゴキブリに進化しろ とか冷たく対応をするのだが、、、今日は訳あって、、、


ソヨヒト

「おおっ!!茶番だけど凄いじゃん!!」


まぁ、、、、これが俺の精一杯の対応だ、、、って、聞けよお前!!なに、ローネさんとハイタッチして喜んでいる!!オカン、、、あんたも混ざるなぁ、、、

ほら〜3人で騒いでるから、わざわざ二階からシルも降りて来た、、、シルは楽しいこと大好きっ子なんだから、、、

なんでみんなで仲良く万歳してるんだよ!!


オトン

「いや〜良かった良かった!!盛り上がったな!!ソヨヒト!!」


いや、、、俺は見てただけだけど、、、


ソヨヒト

「オトン、ちょっと相談が、、、明日シルと他校の文化祭の偵察に行くんだけど、、、その、、、最近バイト行ってなくて、、、先立つものが、、、」


オトンはニコニコしながら


オトン

「なんだ!!そんなことか!!安心しろソヨヒト!!」


そう言ってオトンは着物の懐漁り、袂を調べて、最後に、、、おまっ!!そこは漁るな!!

オトンは、ばっちい500円玉を出して、、、


オトン

「これで好きなもの買ってやりな!!」


流石の俺も唖然としてると、、、


オカン

「またそうやってバカなこと!!」


と、オトンは見事なゲンコツをオカンから貰っていた、、、アホ!!


オカン

「ソヨヒト!!少ないけどこれ持っていきなさい!!」


そう言ってオカンが2万も渡してくれた、、、母ちゃん!!


ソヨヒト

「オカン、、、いいの?」


オカンは笑顔で、


オカン

「いいのよ!!去年からソヨヒトがくれたお金貯めてたからその分よ!!二人で分けてね!!」


やっぱりオトンより100倍オカンが頼りになる!!


ソヨヒト

「やっぱりオトンよりオカンの方が、断然頼りになるな!!オトン!!」


オトンは苦虫を潰した様な顔をしていた、、、知るかボケ!!


そんなわけで、シルと仲良く1万ずつ分けたのだが、、、


俺の隣で満面の笑みで巨大わたあめをご堪能しているシル様に、、、


ソヨヒト

「シル?昨日の一万円はどうしたの?」


シルは俺のその言葉にあからさまに はぁ〜こいつなに言ってるの? って顔で、、、


シル

「あのねソヨヒト、、、いい?臨時収入ってのは、いざっていう時に使うものなのよ!!二人して使ったみなさい、、、あっという間に無くなるわよ!!

だからわたしの一万円は、妻としてしっかり管理しております!!よって本日かかる費用はすべて夫の財布からです!!」


なるほど、、、シルは出来る妻という設定で、俺からたかるのですね、、、そして自分の一万円は後日、シルの胃袋に消えるって打算ですな、、、


ソヨヒト

「、、、はい、、、了解です。」


まだまだシルの食べ歩きは続くよ!!


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