シルは賢者?
シル
「ふっふふ〜ん!!すごいだろ!!これでわたしも晴れて賢者だ!!」
すごいドヤっぷりだ!!
確か賢者の定義は、、、新しい魔法の開発だっけ?
ソヨヒト
「すごいじゃないか〜この魔法はシルが作ったの?」
シルは感覚の天才だったな、確か父親は大賢者だっけ?
シル
「うん!!でもちょっとインチキしてるの、、、お母さんの完全隠蔽をいじったから、、、」
はて?人の姿を消すのと姿を変えるではだいぶ違うと思うのだが、、、
ソヨヒト
「俺にはまったく異なる魔法と思うのだが、、、」
シルは額に指を当てて考え込みながら、、、
シル
「なんで言えばいいのかなぁ〜あそこの術式をこうやって、、、そうするとここの術式が、、、」
おいおいそんな話されても理解出来んよ!!
ソヨヒト
「シル、、、仕組みの話じゃなくてね、、、もっと簡単にどこが似てるって話なんだけど、、、
まぁ〜今のシルの様子で理解したよ!!つまり術式が似てるって事だろ!!」
シルは笑顔で
シル
「うん!!さすが天才!!
まぁ〜簡単に言うと隠蔽の術式を見た時に、思ったんだ!!いくつかの術式を変えればこの魔法、名付けて!! 模写する が出来るって!!」
あぶね〜スゲ〜あぶね〜カタカナで書いたら完全に某ゲームの魔法じゃん!!
ソヨヒト
「へぇ〜確かに文字の通りの魔法だね、、、模写する ねぇ〜シルって、◯ラクエって知ってる?」
シル
「、、、はぁ〜い?」
まぁ、そうだよなぁ、、、それにしてもこいつほんと俺の真似ばっかするよなぁ〜
ソヨヒト
「さて!!本題といこう!!なんでお前がいるんだ?」
シルいつもの吹けない口笛を吹きそっぽを向く、、、まったく、、、
ソヨヒト
「シルさんや?ゲンコツもらって話すのと、素直に話して放課後デートどっちが良い?」
シルはニカっと笑い
シル
「で〜と!!放課後デート!!ソヨヒト!!パフェ食べよ〜よし!!行こう!!」
そうやって歩きだしたので、シルの手を捕まえて、、、
ソヨヒト
「なんだ?ゲンコツが欲しいのか?」
シルは慌てて
シル
「ちっ!!違うよ!!パフェ食べながら話すの!!
ねぇ!!ねぇ!!」
まったく、、、どこまでもマイペースなんだから、、、
ソヨヒト
「わかったよ!!それじゃ〜行きますか!!第一妻様!!」
シルはニカっと笑い上機嫌に鼻歌を歌って、俺の腕に抱きついて歩くのでした、、、俺も甘いなぁ〜




