ソヨヒトの勉強方法教えます!!
柿野美夜先輩って、、、普通に美人だよなぁ〜まつ毛長いしパッチリ二重だし、黒縁メガネしていつも表情がキツいから、怖いって印象でよく見てなかった、、、。
カキノ先輩
「なるほど、、、確かにこの教科書は難しいですねぇ〜ところでこの問題なのですが、、、って聞いてますか?」
おっと!!これは失敬失敬!!ついつい美女に弱くてね!!だから謝ってるじゃないですかー!!シルさんや!!心の中で、、、だからおねがい!!俺を隣で睨みながら足をぐりぐりと踏まないで!!
ソヨヒト
「あっ!!すいません!!ところで先輩の口元、、、最初はホクロだと思ったんですけど、、、チョコですが?」
カキノ先輩は慌てて口を拭き俺を睨む、、、なんで?
カキノ先輩
「こっ、、、これはシルさんが、、、それでついひとつ頂いてしまって、、、」
カキノ先輩は顔を真っ赤にして説明にならない説明をする。しかし、シルのキーワードで全てを理解した!!
つまり、シルがこっそり持っていたチョコをお裾分けしてもらったってことだなぁ!!
その証拠に俺の隣に座るアホエルフは、吹けない口笛を吹いている、、、こいつ、、、いつになったら口笛吹けるんだろう、、、。
ソヨヒト
「あはは、、、それはそうと、その問題は、、、」
カキノ先輩の質問に答えながら学習を進める、、、
本当なら俺の勉強をしているところを、生徒会室で観ている約束だったのだのだが、俺のいつものスタイルで学習を進めていたら、、、
カキノ先輩
「タダノ君!!ふざけているのですか!!」
突然教科書を読んでいたら怒られた、、、なんで?
ソヨヒト
「ふざけてるもなにもいつもの学習スタイルですけど、、、」
俺はいつもの様に教科書を読んでいる、、、。
カキノ先輩
「ただ教科書を読んでいるだけじゃないですか!!大体ノート、、、って取らないのでしたね、、、確かにそうなりますねぇ、、、」
カキノ先輩は自分で言って納得する、、、。
シル
「カキノ先輩!!多田野先輩に世間一般の事柄は通用しませんよ!!」
一年前までこの世界の世間一般を知らなかった、シルさんにそんな事を言われるとは、、、
っと、言うわけで俺の学習スタイルだと、ただ俺が読書をするのを観ていることになるので、カキノ先輩の質問に答えるとなったのだが、いつの間にかカキノ先輩の勉強となってしまった、、、なんとも、、、。
カキノ先輩
「、、、本当にタダノ君は凄いですね!!」
カキノ先輩のその言葉になぜかドヤ顔をするシズクが、、、
シズク
「そうでしょ!!わたしのダーリンは凄いのよ!!」
カキノ先輩の隣に座るシズクが言う、、、。
カキノ先輩
「なんで貴女がドヤってるのよ!!それよりも、なんで彼の隣にシルさんが座って貴女はわたしの隣に座るの?」
やるな!!この黒眼鏡!!ついてはいけない確信に触れやがった、、、
シル
「それはダーリンがわたしのお兄ちゃんだからですよ!!」
こらこら簡単にバラすな異世界義妹よ!!
ソヨヒト
「ハァ〜シル、、、それは内緒だろ!!それにシズクの真似してまたそんな事言って、、、」
もう〜どうするんだよ!!説明面倒くさいよ〜!!
シズク
「実は、ダーリンとシルちゃんは遠い親戚、、、正確にはダーリンのお父様の親戚の子なのです、、、ほら、某国の侵略戦争でね、それでダーリンのお父様を頼ってこちらに、、、」
あらあらその設定使ってくれるの!!ありがたい!!
ソヨヒト
「まぁ〜そんな訳で学校内では内緒にしてるけど、俺とシルは家族ぐるみの関係なんですよ!! 年も俺が上だからお兄ちゃんって設定なんですよ。」
どうするの?この話はまだまだ続く?




