大いなる陰謀、、、
さおりが会長机に両肘をついて、例の指令ポーズをしている、、、あ〜これ、、、ろくなことがないやつだ、、、。
ソヨヒト
「さて!!今日も特に生徒会活動もなさそうなので、、、」
俺は一目散に退散を決め込むが、、、
さおり
「待ちなさい!!多田野庶務!!」
ほらな!!また俺に面倒事を押し付けるつもりだ!!
さおり
「え〜皆さんもご承知の通り、来週には11月を迎えます!!そして月末には、シルさん!!」
シル
「はい、文化祭があります!!」
どうでも良いんだけど、、、なんでシルは指令の隣に立ってるの?、、、あ〜あの人ポジションね!!
そうなるとシズクが戦闘指揮官?
そんなシズクが俺の裾を引っ張り小声で、、、
シズク
「ねぇ〜こないだから二人はなにしてるの?」
良かった!!シズクに逃げちゃダメとか、発進って言われたらどうしようと思っていたよ!!
ソヨヒト
「ほら、、、さおりってオタクだから、、、後、シルは面白いこと好きでしょ?」
さおり
「そこ!!なにおしゃべりしてるの!!私語は謹みなさい!!」
明らかに遊んでいる奴らに怒られた、、、。
さおり
「と、言うわけで本校の文化祭をより良くする為に、
他校の文化祭偵察を実施します。拍手!!」
シル様はご満悦な表情で拍手をする、、、。
シル
「ここからはわたしが説明します。
まずは、本件の遂行のため、ターゲットを3校選びました!!それに伴い偵察の人員をリストアップしたのがこちらです。」
なぜか俺だけ資料を渡されない、、、?
シズク
「こっ、、、これは!!」
シズクがご満悦な表情で、、、
シズク
「会長!!副会長!!流石です!!お二人の炯眼には感服しました!!」
そう言われた二人もご満悦、、、なんだ?
シズクの持つ資料をヒョイっと取り上げて、、、
、、、、なにこれ?
ソヨヒト
「あの、、、この人員計画全て俺が該当してるんですけど、、、」
11月3日 ◯✖︎学園 ミネフト副会長、多田野庶務
11月4日 △⬜︎高校 白川会計、多田野庶務
11月5日 ×⬜︎女子高校 雲野会長、多田野庶務
さおり
「そうですね、、、多田野庶務には大変申し訳ないのですが、、、本件はとても高度な政治判断を要する案件でして、、、生徒会長、、、いやここはシルさんにお願いしましょう、、、。」
そう言ってさおりが何やらシルに委ねる、、、
シルはコクリとうなずきわざとらしい咳払いをひとつして、、、
シル
「おほん!!ソヨヒト!!夫としての勤めを果たしなさい!!」
、、、、はぁ〜い?
さおりとシズクがパチパチと拍手をしている、、、なんだこの茶番、、、
ソヨヒト
「、、、押忍、、、。」
こうして満面の笑みでドヤる第一妻に押し切られる形で、事実上の文化祭デート、炎の3連戦が決まるのだった、、、。




