それぞれの未来
生徒会室は重狂し雰囲気で覆われている、、、
なぜかシルとさおりの進めで、俺が会長椅子に座り、
3人が俺の前に並んでいる、、、。
さおり
「それじゃ〜各自結果報告を!!まずはわたしから!!
スリー!ツー!ワン!ゴー!!
無事クリアーです!!ちなみに5教科合計484点でした!!」
おお!!さすがさおりだ!!さおりから受け取った答案用紙を見ながら、、、
ソヨヒト
「合格おめでと!!まぁ〜予想はしていたよ!!
よし!!ご褒美に間違えたところはみっちり教えてやるぞ!!」
なぜかさおりが渋い顔をしている、、、なんで?
シル
「でわでわ今度はわたくしめが!!」
シルの表情に余裕がある、、、これは合格だなぁ
シル
「スリー!ツー!ワン!ゴー格です!!」
シルは満面の笑みで嬉しそうに言う!!
うんうん実にかわいい!!
シルから答案を見せてもらう、、、おおっ!!これは!!
ソヨヒト
「すごいなぁ!!平均点で85点を超えてきたぞ!!」
いや本当に大したものだ!!元々シルは地頭が良かったけど、この短期間で平均点以下から、、、ひょっとして天才?
シル
「ソヨヒトと同じ大学行ける?」
唐突にシルが聞いてくる、、、
ソヨヒト
「そうだねぇ〜正直厳しいね〜なんて言うか、、、
ここの学校の基礎勉強じゃ〜足りないんだ、、、さおりの点でも厳し〜根本的に俺と同じ学習内容をしないといけない、、、」
シルが頑張ってるのは認めるがなぁ、、、扱ってる教科書も違うしね〜
俺の言葉にさおりはうつむくが、、、
シル
「わかった!!それじゃ〜ソヨヒトと同じ勉強する!!」
おやおやすごい宣言だ!!
ソヨヒト
「えらいぞ!!シル!!でも俺と同じ学習をするなら、勉強をやらされてる、ってのじゃ無くて自ら学ぶって意思が必要だからな!!そもそも行く学部ってのも、自分の得意教科と大学で何を学ぶかってのに重きを置かないと、勉強のモチベーションがなくなるからね!!」
シルはコクコクとうなずき
シル
「うん!!わかった!!」
、、、本当にわかったのかぁ?
そしていよいよシズクだけと、、、なんか表情が暗いなぁ、、、
シズク
「それでわ、、、スリー、ツー、ワン、合格です、、、。」
、、、?合格?
ソヨヒト
「おめでとう!!頑張ったな!!」
沈んだ顔のシズクが答案用紙を渡す、、、どれどれ、、、?
ソヨヒト
「どうした?なんか浮かない顔してるけど、全教科75点超えてるぞ?
シズクは大きなため息の後、、、
シズク
「そうですねぇ〜わたしの進路はこのままエスカレーターで付属大学に進学ですので、、、」
前き聞いた話だが、、、それがなんか関係してるのか?
ソヨヒト
「前にもそう言ってなぁ〜それがどうした?」
俺の素朴な質問にさおりが呆れた様子で、、、
さおり
「まったく、、、あんたはなんでその辺の機微がわからないかなぁ〜」
シル
「ほんとそれ!!余計なことには敏感なのに!!」
なんだ?なぜ俺が責められる?
さおり
「いい!!シズねーは一緒の大学に通いたいって、言ってるのよ!!」
、、、えっ!!一言もそんなこと言ってないじゃん!!
それに今の学力じゃ絶対無理だよ!!
ソヨヒト
「そうなのか?それじゃ〜もっと頑張らないのね!!」
まぁ〜頑張ればどうにかなるってもんじゃないけどね!!
シズク
「でも、今から志望を変えても、、、それに浪人は親にも世間体にも、、、」
まぁ〜シズクはお嬢様だから大学浪人は厳しい、、、けど!!
ソヨヒト
「それなら大学行きながら、受験してみたら?俺の行く大学は編入が無いから、受けるには一度大学を中退する必要があるけど、逆に言えば合格見込みがあるなら受けてみるる、厳しいと思うなら諦める!!幸いシズクの家は裕福なんだから金銭的にも問題無いんじゃない?」
俺のその言葉にシズクの顔が明るくなる、、、
シズク
「確かにそれなら、、、しかも合格出来ればダーリンと同級生!!素敵!!」
うんうん結果がどうであれ頑張ることは良いことだ!!
がんばれよ!!
どうも!!オトンです!!なぜか投稿予約が6月20日になってました、、、。
めんご!!
オトンより




