うんうんこれくらいクズだと清々しい!!
今日は久々のバイト!!最近はシフト入れるのもサボっており、正直、そろそろバイトを辞めようとも思っている、、、。
そんな事を考えながら皿洗いをしていると、、、
コウくん
「先輩〜なんで世界には男と女しかいないのに、それ以外の選択もあるのですかねぇ〜?」
なんとも哲学な話を、、、出来ればその手の話はパスなのだがぁ、、、
ソヨヒト
「どうした?少年よ!!そんなソクラテスもどきの事を考えてないで恋せよ少年!!」
ソクラテスがそんな事を言っていたのかは知らんが、浮かんだ名前がそれだったので言ってみる、、、。
コウくん
「先輩は白川さんという素敵な彼女が居るから、そんな呑気なこと言えるんですよ!!」
失礼な!!俺だって色々苦労してるんだぞ!!後、シルとさおりもだからな!!言わないけど、、、。
コウくん
「ハァ〜憧れのさおり先輩がまさかの同姓愛者だったとは、、、」
なに!!なんだって!!、、、ごめん!!俺がついた嘘だね!!ちなみにコウくんに俺の恋人を取られない為に、さおりとシルが恋仲とパチこきました!!テヘ!!
ソヨヒト
「こらこら!!それは言わない約束だろ!!絶対他言するなよ!!」
そうだぞ!!そんな嘘俺が言ったって言ったら、、、
こわやこわや!!
コウくん
「先輩〜白川先輩譲って下さいよ〜!!」
君はなにを言っているんだ!!シズクはモノじゃないんだぞ!!
ソヨヒト
「ところでなぜにシズクなんだ?」
言っとくけどシズクは結構小悪女だからな!!
コウくん
「えっ!!だってすごい美人じゃないですか!!」
コウくんはなに言ってるの?って顔で俺をみる、、、
ソヨヒト
「美人ねぇ、、、」
確かにさおりもシズクも美人だけど、、、あんまりそんな風に考えたことなかったなぁ〜そう言われれば、こんな風に比較するのはいけない事だけど、シルなんかはやっぱり頭ひとつ、、、いやふたつ?
まぁ〜そんぐらいすごいスペックなんだよなぁ〜
でも基本全てが残念な子だけど、、、。
ソヨヒト
「コウくんって相手の内面は気にしない子なのかい?」
相性とかよりも容姿重視なんだろ、、、そう思って聞いてみる、、、。
コウくん
「えっ!!だって容姿が良くないと付き合う意味ないじゃないですか!!」
いやいや容姿よりも大事なモノってあるだろう!!予想の上を越えてきたな!!
ソヨヒト
「そうかぁ〜いい人見つかるといいな!!」
まぁ〜頑張ってくれ!!俺には関係ない!!
あと、俺の女は取るなよ!!
そう思いながら皿を洗った、、、。
バイト帰りいつもの公園を歩いていると、、、背後に足音、、、この辺はあんまり変な奴らはいないんだけどなぁ、、、面倒だ走るか?、、、そう思っていると、、、
ウデを掴まれそうになり、反射的に避ける、、、ついでクルリと反転して敵の足を引っ掛けて転ばそう、、、って、、、さおり!!
あっぶねぇ〜!!思わず転ばすところだった、、、
転びかけたさおりを助けるために、さおりを抱き寄せる、、、。
続く!!




