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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
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バイクゲット!!

話は少し遡り、9月の上旬頃。


今日はオカンとの約束の物を頂く為に、オトンとラボ(研究室)に来ている。


シルも来たがっていたが、免許取り立ての俺は1年間は人を乗せて運転出来ないよって言ったら諦めてくれた。

やはりあいつバイクの後ろ狙っていたなぁ〜!!

オトンはラボに向かう間、ずっとぶー垂れている。

うるさいやつだ、なぜオトンがブー垂れてるって?それは昨日の、、、。


オカン

「あっ、そういえばおとーさん!!ソヨヒトがおとーさんの持ってるバイク欲しいんだって!!悪いけど明日ソヨヒトに一台あげてね!!」


オトンは口を開けたまま、口に運ぶ途中であった晩飯のとんかつ一切れを、皿の上に落として俺とオカンを交互に見て口をパクパクさせている、、、なんだ?鯉の真似か?


オトン

「、、、あの〜サチ様、、、?なんの話でしょうか、、、」


オカンはなに言ってるのって言わんばかりの呆れ顔で、


オカン

「ほら、ソヨヒトに一台バイク買ってあげる約束でしょ!!そうしたらソヨヒトったら、おとーさんの中古で良いって言うのよ!!本当に優しい子よね!!」


何もわかってないオカンは平然と言い放つ。

オトンは俺を恨めしそうに睨むが俺は知らんぷりだ!!

なぜオトンが俺を睨むかって?そりゃ〜オトンのコレクションはみなビンテージ物だからだ!!無駄な収集家のオトンはいわゆる旧車と言われるバイクを数台所持している。その中でも俺が昔から目をつけていたのは、1998年製DTランツァー230、、、25年以上昔の代物だが、今では貴重な公道走行可能2スト車!!中古でも驚異の60万〜80万の代物だ!!

そんなわけで、、、


オトン

「ぬう〜ぐぅ〜!!、、、あの〜ソヨヒトさん?まさかアレ狙ってる?」


俺はめちゃくちゃ笑顔で、、、


ソヨヒト

「うん!!そうだよパパ!!」


オトンは目を散らばせながら、手がプルプルとは震え、、、


オトン

「はぁ〜いつかお前に取られると思っていたが、、、しょうがない!!」


どうやらオカンの言葉絶対らしい〜


オカン

「ありがとうね!!おとーさん!!」


オカンの笑顔見てオトンも笑顔で、、、


オトン

「どういたしまして!!かーさん!!」


仲のよろしいこと!!


ソヨヒト

「オトンありがとう!!」


俺がそう言うとオトンはうなずき、、、


シル

「ありがとう!!にーさん!!」


、、、はて?なぜシルは俺にお礼を?


気が付けばおらのとんかつは残り一切れとなっていました、、、、。


ソヨヒト

「、、、どういたしまして、、、。」


そんなわけでオトンが借りて来たトラックにバイクを載せる。


ソヨヒト

「そういえばなんでパワーリフト付きにしたの?ほら〜なんて言ったけ?ラダーレール?アレがあればもっと小さい車でも来れたんじゃ無い?」


俺がそのワードを口にすると、何やら険しい顔になるオトン。


オトン

「いいか!!アレは一見簡単そうに見えてだなぁ、、、」


、、、なるほど!!つまり落としたのね!!

あれ?、、、なんだこの扉?


オトン

「つまりだなぁ〜って聞けよ!!人の話!!

あっ!!おまっそれ開けるな!!」


オトンを無視して扉を開けて中に入ると、、、

わ〜すげ〜なにこの車両の数、、、ってあれヘリじゃない!!1.2.、、、何台あるんだよ、、、あそこの、、、アレ軍用だよなぁ〜上に着いてる武装っておもちゃか?


ソヨヒト

「スゲ〜なんだよオトンここ!!」


オトンはすごい慌てている、、、それもそうだ、俺がラボに訪れた際にこんなところに扉が無かった、、、つまり隠し扉ってことだ、、、ちくしょ〜何年も遊びに来てるのにこんなこと面白い物があったなんて!!


オトン

「、、、ソヨヒト、お前、、、お小遣い欲しくないか?」


うん?なんだ、、、あ〜これオカンも知らんのね!!


ソヨヒト

「そうだなぁ〜オトン!!10で手を打とう!!」


こう言う時は強気だ!!なんて言っても相手は億万長者だ!!


オトンは渋々、1000円を10枚、、、ハァ?なにこれ?


ソヨヒト

「なるほど、、、つまり交渉決裂ですな!!まぁ〜オカンに通報すればどうせ全部処分になるし!!なんならあそこの高級車でもオカンにお願いすればくれるでしょ!!」


オトンは肩を落としながら渋沢君を10枚くれた!!


ソヨヒト

「まいどあり!!」


今日はオトンからたんまり絞ったし、バイクもゲットしてとても良い1日となった!!

にしてあの部屋、、、本当になんだろう?


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