どうやら俺は生徒会選と同時に某教団と戦う運命らしい〜
早いもので9月も中旬を迎え本日、生徒会会長選の告示、立候補届けの受付が開始された。
よって今日から約11日間の選挙戦がスタートする。
投票日は27日の朝のホームルール終了後に、教師によって各クラスの投票用紙が回収され、同日放課後より選挙管理委員会にて集計、掲示公表となる。
現在出馬表明をしているのは、さおりと、俺らと同じ2年の男子、、、確かなにがし太郎だったようなぁ〜
まぁ〜俺が男の名前を覚えることが、珍しいのでそんな感じだ!!
事前予想では、ガリ勉君ことなにがしガリ勉だろう、なる者の出馬が予想されていたが、なにがし太郎の出馬を知って辞退したとか、、、。
俺は二人の名前も顔を一致しないので、その辺をさおりに確認する為に放課後いつもの公園で、、、
ソヨヒト
「まあ〜この分だと楽勝じゃない?」
って聞いたら難しい顔をして、、、
さおり
「またあんたそんな呑気なこと言って、、、いい!!
ガリ勉君こと、孝友君ならスクールカーストからして問題無かったけど、陸斗君強敵ねぇ〜」
あれ、、、誰それ?太郎じゃ無かったの?てへっ!!
スクールカーストってあったんだ、、、トオルは上位にいそうだな、、、まぁ俺は底辺だろう、、、そういうのは興味ないし、、、。
ソヨヒト
「それで、その強敵君はどんな人?」
あっ!!おまっ!!あからさまに呆れただろ!!
いいじゃん!!いいじゃん!!そう言うのに興味無い人だっているんだよ!!
さおり
「はぁ〜リクトくんは、三大難解男子の第二席って言われてるわよ、、、」
何それ!!スゲ〜厨二じゃん!!やっぱり首席は金髪ロング青目のエルフなの?、、、あれ?そんな容姿の人がどこかにいたようなぁ〜?
さおり
「ちなみに第一席はトオルくん、第三席はソヨヒト、、、あなたよ!!」
ソヨヒト
「、、、、はぁ〜?何言ってるの?人を勝手に某教団と戦わせるなよ!!」
さおりがキョトンしている、、、あれ?このネタ知らないの?
さおり
「大人の事象でちょっと言ってる意味わかんないけど、、、やっぱりアンタって自覚ないよねぇ〜!!
だからいつもボサボサの髪してるのよ!!ちゃんと整えなさいよ!!」
コレコレ!!仮にも次期生徒会会長になろうという人が、校則違反を推奨しないの!!
ソヨヒト
「しょうがないだろ、、、癖っ毛なんだから、、、整髪料使わないとどうにもならん!!あっ!!それなら校則変えてくれよ!!整髪料使っても良いって!!」
さおりはしばし考え、、、少し顔を赤くしながら俺の髪に触れて、、、コラコラ勝手に撫でるな撫でるな!!
さおり
「ふふっ、そうねぇ!公約に載せるのもありかなぁ〜
それよりも話を戻すけど、多分あなたの事だから知らないと思うけど、この学校って元々お嬢様女子校で、その名残なのか男女比が僅かに女子多めなのよ、、、」
そうだったの!!通りで女子が多いわけた、、、。
ソヨヒト
「つまり、女子票の獲得が困難だと、、、」
さおり
「まぁ、、、そうなるね、それにわたしってあまり女子ウケ良くないのよぇ、、、」
何やら意味深だねぇ〜
続く!!




