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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
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すれ違い?

誰もいないはずの屋上に着信音が鳴る、、、

校則では無断で屋上に立ち入るのは禁止されているから、本来ならこの屋上に誰もいない事になっている、、、つまり!!


シル

「誰から?」


ソヨヒト

「さおり、、、」


俺は電話を取り、


ソヨヒト

「おかげになった電話は電波の入らない所か、電源が入ってない為、かかりません!!」


さおり

「何ちょっとあんたふざけてるんじゃ無いわよ!!」


やれやれ、、、洒落のわからん奴だ!!そんなんじゃ嫁の貰い手がつかんぞ!!


ソヨヒト

「あら?怒った声も可愛い!!どうした?」


、、、あのシルさんや?後で君のこともたっぷり褒めるから、いちいち俺の足を踏まないで、、、


さおり

「ばっかぁ〜、、、って!!

そうじゃないのよ!!あんたコウくんに何言ったの?」


おお!!さおりも少しはやるようになってきたねぇ〜!!


ソヨヒト

「言ったも何も俺がコウくんに聞いたのは、コウくんとさおりが付き合うのに俺の許可が必要だって、、、さおりが言っていたって、、、」


しばしの沈黙が、、、


さおり

「ありがとう、、、さっきコウくんから電話があったのよ、、、タダノ先輩から許可もらったから付き合おうって、、、はぁ〜あの子どう勘違いすればこうなるのよ、、、」


どうやらコウくんの勘違いでこのような事態に、、、


ソヨヒト

「とりあえずもう昼休みに終わるから、放課後に詳しく聞かせてくれ!!生徒会室、、、いや風紀委員会室で!!」


そう言って電話を切るが、、、

あの〜シルさんや?なぜに電話中の俺を抱きしめる、、、?


シル

「だってソヨヒト、、、わたしが目の前に居るのに、、、他の女に電話してるんだもん!!」


やれやれ、、、それじゃ〜さっきのお返しだ!!

シルを抱きしめて頭を撫でてやった。



放課後、風紀委員会室をノックすると、、、


さおり

「お入りください、、、。」


なんかこの部屋にいるさおりって、役に入って神妙な声と雰囲気出すんだよなぁ〜

俺はやましい気持ちだらけなので、恐る恐る風紀委員会室の引戸を引いて部屋に入る、、、突然、引き戸の横で隠れていたシルに腕を掴まれ引っ張られる、、、けれど、反射的にその腕を返して、シルを捕まえてしてしまう、、、なんだ?


さおり

「はぁ〜だから辞めなさいって言ったのに〜

ソヨヒト放してあげて相手はシルちゃんよ!!

あと、どさくさに紛れてシルちゃんの胸を触らない!!」


おっと!!なにやら柔らかいと思ったら、、、これは失敬!!でもやはりデカい!!メロンか?とりあえずモミモミ!!


シル

「もう〜ソヨヒト!!触るならもっと優しくだよ!!」


イヤイヤ不可抗力だよ!!最後はわざとだけど、、、


ソヨヒト

「シル、、、お前何してるの?」


シルを背後から押さえ込んでいるので顔が見えないが、

おそらくドヤって、、、


シル

「ふっふん!!昨日見た動画で犯人を部屋に閉じ込めるシーンがあってね、、、」


ソヨヒト

「、、、あっそ、、、もういい、、、」


シル

「ちょっと!!最後まで聞いてよ〜!!」


アホエルフを放って置いて、さおりの向かいの席に座り、、、


ソヨヒト

「それで?さおりはこの一件なんか知ってるの?」


俺は早速昼間のコウくんの件について確認をすると、、、


さおり

「それがねぇ〜シルちゃんたら急にソヨヒトを部屋に閉じ込めるって、、、」


ソヨヒト

「、、、そっちの話じゃねーよ!!」


続く!!


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