コウくん野望!!
コウくん
「それは先輩たちも同じじゃないですかぁ〜!!そんなことより、、、タダノ先輩!!ちょっとお話が、、、」
何だ何だ?まさかの愛の告白かぁ〜?
トオル
「OKOK!!お邪魔者は先に教室に戻っときます
わ!!」
そう言ってトオルは屋上を出て行った、、、空気の読めるイケメンめ!!
ソヨヒト
「それで?愛の告白ならおあいにく様、、、俺にはシズクって立派な恋人がいるんだけど、、、」
なぜだろ、、、その言葉を発すると叩かれたように胸が痛い、、、って!!おい!絶対シルお前いるだろう!!
コウくん
「やっぱり、、、さおりさん、、、雲野先輩はどう思ってるのですか?」
やはりさおりの言った通りだねぇ〜!!
ソヨヒト
「好きだよ!!」
シル
「えっ!!」
おまっ!!声出すなよ!!あと、足踏むな!!
ソヨヒト
「当然、シルのこともね!!知ってるだろ?俺らの関係?」
さて、、、ここまでは教えた!!後はどれくらい調べた、、、。
コウくん
「シルちゃんとは同棲してること、、、あと、さおりさんとも仲が良いこと、、、。」
あれ?あんまり情報持ってない?やはりシズクが異常なのかぁ、、、ですよね!諜報員いるって普通じゃないものね、、、。、
ソヨヒト
「ここだけの話、シルは俺の遠い親戚だ、さおりは君の知ってるように昔からの友達だよ!!ただ、ちょっとだけ友達以上な関係にだけど、、、」
ごめんなさい、、、がっつり恋人です!!
俺の言葉にあからさまに嬉しそうな顔で、、、
コウくん
「それじゃ〜俺がさおりさんと付き合っても良いんですね?」
はぁ〜い?、、、先に告白じゃ〜ないの?
コウ君
「俺、さおりさんに言われたんです!!告白したら、、、それはソヨヒト、、、ダダノ先輩に聞いてって!!」
待て待て!!何の話だ?今おらがOKすれば2人は恋人になるのかぁ?
ソヨヒト
「そ、、、なんだぁ、、、まぁ〜俺が許可とか言う問題じゃないから、、、」
とりあえず状況が全く理解出来ない、、、
あと、おまっ!!話終わってないのに、、、浮かれていなくなるなぁよ〜
コウくんは頭をコクリと下げてどっかに行ってしまった、、、何だ?
ソヨヒト
「シルさんや?あんたいつから、、、?」
シルは完全隠蔽を解除して、、、
シル
「う〜ん?ソヨヒトが渡辺さんの焼きそばパンをすごい顔で見てる頃から?」
ほぼ最初じゃ〜ねぇ〜かぁ!!
シル
「言っとくけど!!先客は私だからね!!2人は後から来たんだから、、、」
なるほど!!全て合点があった!!通りでオラのドーナッツが一つ無くなるわけだ、、、
ソヨヒト
「それでこの話どうおもう?」
とりあえずシルに聞いてみる、、、。
シル
「わからない、、、でもさおね〜がそんな事を言うと思えない!!」
まぁ〜そうだよなぁ〜なんか引っ掛かるなよ〜そう思っていると、、、スマホが鳴る、、、さおりだ!!




