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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
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8月29日

本日は広々とした自然の中でスペアリブを焼いております!!


あらあら不思議?大量に焼いているスペアリブが、後ろで酒盛りをしている親連中に届かず、どこかに消えている?うちのエルフウェイトレスは何をしているんだろ???


あらあらビックリ!!大量のスペアリブを、うちのエルフウェイトレスは酒盛りをしてる親連中に届けずに、一人黙々も食べておりました、、、おい!食ってないで持っていけよ!!あと、オトン!!酒飲んでないで焼くの手伝え!!


と、言うわけで!!本日は8月29日!!多田野恒例のBBQ大会&シルのお誕生日会でございます!!拍手!!


家族全員が久々にオトンの研究室ラボに集まった。

家の引越しは今週末の土日を予定しているので、今日は

親連中とは別々にここまで来た、正確にはオトンは2、3日前からラボにいる様だ、オカンとローネさんは麓の高級旅館に滞在中とのこと、今日はこのBBQが終わったらみんなでその高級旅館で一泊だ!!なんか楽しみだ!!


ソヨヒト

「おーい!!そこの飲んで酔ってるふりしてるシラフの旦那!!少しはこっちの手伝いどうですか?」


俺は知っている!!このBBQが終われば麓の高級旅館まで車で家族を送る必要のあるオトンは、一滴も酒を飲んでないことを!!


オトン

「チッ!!バレたか〜しゃ〜ないソヨヒトがどれだけ上達したが見るチャンスだったのに、、、」


今日のオトンは比較的マトモなオトンだ!!前回の様な奇抜な服装でもない、きっとさっきシルに、、、


シル

「今日のお義父さん前回と違ってカッコいいね!!」


と、珍しく褒められたもんだから、ちょっとキザなキャラが入ってるだけだ。

でも、やはりオトンは出来る男だ、オトンが料理をし始めると、途端に効率がアップする、、、すごい、、、俺も無駄な動きをなるべく除外してるつもりだったのに、、、


オトン

「ソヨヒト、、、料理上手くなったな!!すごい手際がいいぞ!!普段から頑張ってるな!!」


なんだろう、、、オトンが褒めてくれるとなんか嬉しい、、、。


シル様のお腹が膨れたあたりで、家族にもお肉が行き渡る様に、、、(笑)

そのシル様は後ろのテーブルで女子会に花を咲かせている、、、みんなのぽんぽんいっぱいら〜で、シルへのプレゼント渡しが始まる!!


オトンからはルビー色に光るイヤリングが渡される。


オトン

「これは8月の誕生石のスピネルを使った特注品だよ!!」


そう言ってシルにウインクをする、、、特注品?

、、、あっそうかそう言う意味なんだ、シルもオトンのウインクの意味を理解した様で、頷いて笑っていた。


オカンとローネさんは二人で可愛い洋服をプレゼントしていた、夏秋服なのでこれからのシーズンで着れる服だとのこと、女子力高め?のシルはすごく喜んでいた。


最後の大取りである俺からのプレゼントは!!ジャジャン!!学習電子辞書!!拍手!パチパチ!!、、、あれ?

なんかすげ〜微妙な顔してる、、、なんで?


シル

「まぁ、、、にーさんらしいね、、、一応ありがとう、、、」


なんだ!!なんだ!!人がせっかく考えて選んだのに!!

プンスカ!!


シルはそうは言いながらも電子辞書を手に取り見つめてニヤリと笑っていた、、、ふふ!!どうやら気が付いた様だね!!電子辞書はカモフラージュ!!本命はそのストラップに付けてあるピンキーリング、もう一つの8月の誕生石ペリドットの指輪だ!!

シルは笑顔で辞書を抱きしめて、、、


シル

「あらためてにーさんありがとう!!」


うんうん!!シルのとびきりの笑顔が見れて満足です!!


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