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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
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ソヨヒトの思い

風呂から上がると美女3人娘が、ソファーベットで寝転びながら仲良く話をしている、、、。


シズクは3年生一の美女とされ生徒会では副会長を務める。


さおりは2年生一の美女とされ風紀委員会を束ねる風紀委員長だ。


シルは学校一の美少女と言われて、最近では周辺学区にまで噂になっている様だ、、、。


そんな3人が無防備にもパジャマ姿で、ベットに寝転がっているのを生唾飲まずにいられようか、、、

そんな事を思いながらもレモン水を作って平常心を日々鍛える俺って偉い!!


ソヨヒト

「レモン水、、、出来たよ〜!!」


歩くたびにお盆にのせたレモン水の氷がカチャカチャと鳴る、シルは耳をピクピクと動かし俺に微笑んで、、、


シル

「ありがとうソヨヒト!!」


シルはお盆からひょいとグラスを取り、ゴクゴクと喉を鳴らして飲む。


さおり

「ありがとうソヨヒト!!流石はわたしの将来の旦那さんね!!」


そんな可愛い事を言いながらさおりもレモン水を口にする。


シズク

「ありがとうダーリン!!それとさおりちゃん!!ダーリンはちゃんと分けないとダメですよ!!」


俺はその話を聞いてずっと疑問だった事を聞くことにする、、、ソファーベットに座るシルとシズクの間に入り込むと、少し2人がびっくりした様子だったがそんなのものは構うものか、俺は一呼吸を入れて、、、


ソヨヒト

「3人に話したいことがある、、、まずは聞いてほしい、、、その後で感想を聞かせてくれ。

当然だけど俺は思春期の子供だ!!人並みに性欲もある、ましてはこうやって美女3人に囲まれれば、俺の理性が本能に負けることだってある、、、でもセックスの本来の定義は子をなすことだ、さっきも言ったけど俺は子供だ!!子供が子をなすことはおかしい話だ!!だから俺は大人になるまで3人に手を出さない、、、それが俺の考えなんだけど3人はどう思う?」


唐突の俺の言葉にしばしの沈黙が続く、、、そんな空気を破る様にシルが、、、


シル

「ソヨヒトの大人になった定義は?」


やはりこの話題に一番反応するのはシルだろ、、、そうは思っていたが、シルの考えでいくと条件をクリアーすればそう考えているのだろう、、、はて、、、どう答えるか、、、


ソヨヒト

「そうだね、、、主に2つだと思う。

一つは経済的な自立、もう一つは社会的責任が果たせるか、、、そう思っている、ちなみに今の俺はどれも持ち合わせてない。」


その言葉にシズクが、、、


シズク

「ソヨヒトは身体的な結びつきは好きの感情だけじゃ、、、つまり好きの感情が高まっただけじゃセックスはしないってこと?」


この話の核心の部分だ、、、


ソヨヒト

「基本的そう考えている、、、でもずるい言い方だけど、俺だって性欲もある、感情に流される事だってある、、、ゆえにそう言うムードを作らない様にしようと考えている、、、。」


さおりがなんともいえない顔で俺を見ている、、、表情では読み取れない、、、。


ソヨヒト

「さおりは何か言いたいこと、、、質問はないか?」


さおり

「ううん、、、わたしは前に言ったけど、ソヨヒトが大人になるまで待ってるから、、、」


俺はその言葉を聞いて思わずさおりの手を握り、、、


ソヨヒト

「ありがとう、、、さおり、、、。」


それを見ていたシルが、、、


シル

「ふ〜ん〜ムードを作らないんじゃないの〜!!」


ムキ!!人の揚げ足を取りやがって!!そう言う事を言うなら!!


さおりに優しく微笑んで手を離し、隣に座るシルの手を握り微笑む、、、


ソヨヒト

「なんだ〜シルはこれくらいのスキンシップも嫌かぁ?

流石の俺でもこれくらいなら自制出来るのに、、、」


俺の意表をついた行動にシルは思わず目を逸らしてうつむく、、、よしよし!!効いてますな!!

シルが上目遣いで俺と目を合わせたタイミングで、優しく微笑みシルの手を離す。


一連の流れから期待のこもった視線を送るっているシズクも、同様に手を握り優しく微笑むと微笑み返された、、、どうやら彼女には効かないらしい、、、それでもシズクは喜んでくれたのでこれでいいだろう!!


結局、俺の思いは曖昧なままで終わった様な感じになってしまった、、、まぁ〜彼女達に伝わったと信じよ〜!!


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