二人だけの夕飯②
階段から落ちた時、結構な音がしたけど、、、よし!どこも痛くない!
ソヨヒト
(最後のグキ!!は、どこいった?)
ソヨヒト
「シルどれがいい?好きなの選んでごらん」
そう言ってタブレットを渡す。
シルは、真剣にメニューの写と睨めっこして
シル
「これ、、、美味しそう、、、」
ソヨヒト
「どれどれ?、、、、シル?、、、」
シルが指差したのはポテトフライだった。
ソヨヒト
「あの〜シル様?、、、! あっそうか、ごめん、、、シルピザ知らない?」
シルは何も言わないで首を縦に振るう。
ソヨヒト
(へ〜こういう仕草は同じなんだぁ〜
ってそこじゃない!!)
ソヨヒト
「ごめんねシル、、、じゃ〜俺の質問に答えて、食べたいものは、お肉?海鮮?」
シル
「お肉」
ソヨヒト
「辛いの?辛くないの?ピリ辛?」
シル
「ピリ辛」
ソヨヒト
「野菜はのせる?のせない?」
シル
「のせる」
ソヨヒト
「カリッと?ふわふわ?」
シル
「ふわふわ」
ソヨヒト
「よし!このバランスの良いミックスピザはどう?」
シル
「それでいい」
うーん、、、冷静に考えればこの選択式って結局どれを選んでも無難ミックスピザに、辿り着くんじゃ〜ね?
スマホで!!ポチポチからの〜ポチ!!
よし!これでOK!
く〜俺のとっておきのへそくり電子マネーちゃん、、、涙
「シル!ピザ届くの20時頃だってよ、
あと今から風呂沸かすから10分後に入れるけど先入る?」
俺は給湯ボタンを押しながら、自室に居るであろうシルに呼びかける。
シル
「にーさんお先どうぞーー!!」
ソヨヒト
「OK!お先〜!!」
俺はそういうと、ヤカンに水を入れ、ガスコンロで火にかける。
お湯が沸くその前に、コーヒー豆をミルで挽き、コーヒーサーバーにドリッパーを乗せ、コーヒーフィルターをセットしたら挽き豆を入れる。
お湯が沸いたらゆっくりと、のの字を描くようにドーム壊さないように蒸らす。
うーんいい香りだ!
給湯器から音が鳴る。
お湯張りが出来ました。
出来たコーヒーに、氷入れて冷蔵庫で冷やし、お風呂に向かった。