表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
326/541

いざ鉄板コース料理!!③

俺の知り合いの肉食系エルフ曰く、


シル

「さぁ〜ついにここからが本番ね!!安心してねにーさん!!食べきれないと思うから私が半分もらってあげるね!!」


そんな事を今日イチのとびきりスマイルで言われる俺!!


サブちゃん

「でわステーキの焼き加減はどうなさいますか?」


そう聞かれてオトンとオカンはミディアムレアを選択、

ローネさんはウェルダンを選択、俺はそれを聞いてやはり異世界では肉を半生で食す文化がないのだろうと勝手に思っていたら、、、


シル

「私はレアね!!にーさーはミディアムでお願いします!!」


と、俺の意思とは関係なく肉の焼き具合が決まる、、、

おい!!お前の世界の食文化じゃ生食は安全じゃないだろ!!なら肉はしっかり焼け!!こっちの世界に染まるな!!そう思っていたら、、、


オカン

「ローネは良く焼きが好きね!!」


ローネ

「そうなのよね!!私はお肉をしっかり焼く派だけど、シルが生焼け派だから焼肉だとすぐにシルにお肉取られちゃうのよね〜」


なんとなく俺と似た悩みをボソッと言うローネさん、、、シル、、、お前ってやつは、、、。

シルのあるある話にシミジミしていると、


サブちゃん

「レアステーキ焼き上がりました!!」


そう言ってシルの前にサーロインステーキが差し出される、シルの瞳には宝石でも写っているとだろうか?と思うばかりのキラキラした目をしている、ほんと可愛いよなぁ〜


シルは初手を塩とわさびを選択してパクリ!!モグモグ、、、あれ?固まった?、、、いや目が潤んで何かを噛み締めている、、、まぁ〜肉なんだけど、、、

どうやら言葉が出ないぐらい感動に浸っているようだ、、、続いてガーリックソースでパクリ!!ルンルンって吹き出しが出てるんじゃないかって思うぐらい上機嫌だ!!ステーキを半分まで食べ終わる頃に、俺のミディアムステーキが登場!!

さて、


見せてもらおうか、A5ランクサーロインステーキの実力とやらを


と言う事で、切り切りパクリ!!、、、おお、、、旨い!!すげーなこれ、、、白い悪魔が進んでしまうじゃないか!!

そうステーキに舌鼓をしていると、、、あっ!!やば忘れてた、、、恐る恐る隣の食いしん坊エルフを見ると、、、頬をプクゥ〜って膨らませて俺を睨んでいる、、、俺は何も無かったように空っぽになりかけているエルフ様のお皿におにきゅ〜を半分献上した、、、エルフちゃんはニコニコしながら献上されたおにきゅ〜をご堪能していた、、、ふぅ〜あぶな、、、。


ステーキを堪能して程よくお腹が膨れた頃合に、ガーリックライス、お味噌汁、香物が配膳される、、、流石のエルフちゃんもお腹がパンパンの様でガーリックライスは半分俺にくれたまぁ〜結構肉食ったからね!!


ガーリックライスを堪能して、デザートのアイスが提供されたタイミングでオトンが、、、


オトン

「おほん!!みなさんデザートを頂きながらで構いませんので、ご静聴下さい。

昨日、工務店よりご連絡何ありました、来週には我が家が引き渡しが出来るようです!!拍手!!」


唐突のオトンの言葉に拍手をしながら一瞬浮かんだのは、シルとの二人暮らしのことだった、、、


オカンとローネさんはやっと我が家に帰れると喜んでいる、、、ふと、シルの様子が気になり隣を見ると、、、

美味しそうにアイスを堪能してしていた、、、ってそれ俺のアイスだろ!!


こうして楽しい家族の夕食会は終了した、、、。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ