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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
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ヨコハマデート

人生は山あり谷ありだ!!

それは常に登って降りての繰り返しである、、、よわい17歳で人生を悟った俺は、今まさに山を登り横浜の素敵な風景を眺めている、、、ちなみシルは俺の隣でキャッキャ、キャッキャ、と喜んでいる、、、強い子だ!!

そしてさっきも言ったが登れば降る、、、俺の眼下にはレールが海に空いた穴に吸い込まれて奥が見えない、、、俺たちはその穴を目がけて高速で吸い込まれる、、、、どれくらいの時間が流れたのだろう、、、山あり谷ありでグロッキーな俺とは違い、シルはひたすら両手を挙げて、キャッキャ、キャッキャと喜んでいた、、、俺は悟った!!よし!!もうジェットコースターは乗るまいと、、、。


その後は時計の付いた観覧車に乗りまったりとする、、、観覧車は良いね!!ゆっくりだし安全だしシルは楽しそうに鼻歌交じりで外を眺めている、、、何を歌っているのだろう、、、?

今日のシルの姿は髪をサイドアップに纏めて、青いノースリーブに薄手のカーディガン、そして珍しくデニムのズボンを履いている。

おそらく動き易さ重視のコーデなんだろ、、、足元はスニーカーを履いていた。


観覧車が頂上に差し掛かるとシルが立ち上がり俺の隣に座る、、、おいおい揺れる揺れる危ない危ない!!


シル

「ふふ!!そろそろ頂上だよ!ソヨヒト!!」


シルはそう言って期待のこもった笑みを見せて目を閉じる、、、


ソヨヒト

「やれやれ、、、」


そう言いながらも内心は求められて嬉しい、、、シルにキスをする、、、と、言っても所詮はDT BOY、タト人からしたら軽いフレンチキッスだ!!

それでも俺の胸はドキドキする、、、シルも同じ気持ちなのだろうか、、、?


シル

「ふふ!!ソヨヒト大好き!!」


そう言ってシルは俺に抱きつく、、、俺もシルをそっと抱きしめる、、、あっ、、、シルの豊満な胸からでもシルの鼓動が伝わる、、、やばい!やばい!冷静になれ!!

今日はこれから親と飯だ!!家族との明るい未来だ!!

このままではシルとの明るい家族計画に突っ走ってしまう、、、


ソヨヒト

「よし!!オトン達と合流前に豚まん食べに行こう!!」


そう言ってさりげなくシルから離れると、、、


シル

「うん!!豚まん!豚まん!」


と、嬉しそうだ良かった!!不満はないようだ!!

シルはあっけらかんとした性格だけど、話を聞くになかなか壮絶な生い立ちだ、、、いや、だからなのかもしれない、いま俺に笑顔を向けるシルとあの日俺の前で泣いていたシル、、、どちらも同じだけど俺はずっと笑顔のシルが見ていたい、、、そんな素敵な笑顔だ。


手を繋ぎ中華街に向かう、流石に歩くと暑いのでバスに乗る。


シル

「ソヨヒト!!バスが赤くて可愛いね!!」


シルは目をキラキラさせながら横浜の観光地の風景を眺めている。


バスに揺られて約20分目的地の中華街に到着!!

中華街にはあちらこちらに豚まんを販売しているお店が、、、それを見たシルはさっきよりも目をキラキラさせて!!


シル

「夕飯を考えると3個で我慢だね!!どこのお店にしよ〜」


そう言ってウキウキでお店を探してしっかり3個豚まんを召し上がるシルさんであった、、、。


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