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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
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さおりとお家デート①(お勉強編)

本日はさおりデイって言ってもシルとさおりは、シズクと違い公に外で会うことが難しいので、うちでお勉強会を実施中〜!!


シル

「ねぇ〜ソヨヒト、、、これって、、、」


ソヨヒト

「ああ、、、それね!それはね、、、、」


シルはいつものように俺の隣でお勉強を頑張っている!!

偉いぞシル!!、、、なんだ?向かいから随分冷たい視線が、、、


さおり

「ねぇ〜シルちゃん?なんであんたも一緒になってお勉強してるのかなぁ?」


コラコラさおり!!なんてことを言っている!!

せっかくシルがお勉強頑張っているのに!!


ソヨヒト

「これこれさおりさん?せっかくシルがお勉強頑張ってるのにその言い方は良くないですぞ!!」


シル

「そうだ!!そうだ!!」


さおり

「ムキ〜!!あんたね〜!!今日はわたしの日でしょう!!少しは遠慮ってもんをしなさいよ!!

大体図々しくソヨヒトの隣に座って!!ずっとソヨヒトに教えてもらってるじゃない!!なんならわたしが教えるからこっちに来なさい!!」


シル

「え〜やだよ〜!!」


シルは以前は俺に勉強を教わることを嫌がっていたが、どうやら色々と学習が進んで、すっかり俺の教育方針も理解したこともあり、最近はさおりから教えてもらうのを嫌がるようになってきた、、、俺も以前よりも教えやすくなって大助かりだ!!


さおりはシルのことを諦めて、、、


さおり

「はぁ〜もういいや〜ソヨヒト、、、ココなんだけど、、、」


ソヨヒト

「うん?さおりから尋ねるって珍しいなぁ〜どれどれ、、、、うんこれはね、、、」


以前までのさおりは俺に対抗してくることが多かったが、どうやら前回の期末テストで完敗して素直に負けを認めたようだ、、、いや、2年生の夏だ、俺と同じ大学を希望するならもはやそんな余裕が無いのだろ、、、さおりから聞いた話だと父親は普通の大学から芸能系のアパレル関係の仕事をしているが、母親はバリバリの弁護士で東大法学部卒業だとか、、、さおり曰く自分は父親に似て母のように賢くなくて困っているとか、、、まぁ〜俺も同じ様に無駄に本当に無駄に出来の良い父親のせいで、日々頑張っております、、、本当に無駄に天才なオトンがムカつくよ!!


さてさてそんなことよりお勉強遠進めるぞ!!、、、、

、、、、、、

、、、、、、、

、、、、、、、、

うんうん!!約2週間振りの勉強は、はかどるなぁ〜よし!!ノルマ達成!!


置き時計を見ると、、、時刻はもう直ぐ12時だ、、、さおりはいつものことだが、珍しくシルが集中してる、、、偉いぞ!!


ソヨヒト

「そろそろお昼にするか?」


そう告げるとタイミング良くLINEが、、、どうやら一斉送信だったようだ、、、皆んなでスマホを見ると、、、シズクからだ、、、


シズク    今日は皆んなでお勉強との事なので、

       今からお昼の差し入れ持って伺って        もよろしくて?


シル      やった!!ありがとう!!


さおり     わーい!!


ソヨヒト    サンキュー助かる!!



程なくしてシズクが到着し、俺は下のロビーまで迎えに行く。


ソヨヒト

「やあ!!お疲れ様シズク!!」


シズクは俺の顔を見るなり笑顔で


シズク

「こんにちわダーリン!!会いたかったわ!!」


俺も笑顔でシズクの荷物を持つ、、、結構重たいなぁ〜

シズクは久々に会ったかのように、マシンガントークで色々なことを話してくれる、、、昨日デートしたのにね!俺もうんうんとうなずきシズクの話を聞く。


玄関のドアを開けて、、、


ソヨヒト

「いらっしゃいませ!!」


と、シズクをエスコートすると嬉しそうに


シズク

「フフ、、おじゃします!!」


シズクが家に入ろうとすると、シルが勢いよくシズクに飛びつき、、、


シル

「シズね〜いらっしゃい!!」


シズク

「あらあら!ありがとうシルちゃん!おじゃましますね!!」


さおり

「ちょっとシルちゃん!!そんなことしたら危ないでしょ!!いらっしゃいシズね〜!!」


シルもさおりもニカニカだ!!


シズク

「さおりちゃんおじゃましますね!!それとごめんなさいね!!今日はさおりちゃんの日なのに押し掛けて、、、」


シズクも少し後ろめたいのだろう、、、


シル

「全然気にしないで!!皆んなでお勉強してたから!!」


なぜかシルが返事を返す、、、


さおり

「あんた絶対やると思った、、、シズね〜シルちゃんの言う通り気にしないで!!どうせお勉強しかしてないし!!」


おお!!さおりが大人の対応だ!!少しはシズクを見習ったのか?


ソヨヒト

「それじゃ〜中に入ろう!!」


続く!!


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