花火からの、、、
3人娘は仲良く花火を袋から出してワイワイしている、俺はバケツでプールの水を拝借して3人娘の元に、、、。
さおり
「ちょっとシルちゃん!!そればっかり取らないの!!」
シル
「やだよ〜これ可愛いんだもん!!」
シルは見た目が赤?いやあずき色の花火を独り占めしていた、、、
ソヨヒト
「シル〜?なにやってるんだよ!!独り占めは良くないぞ!!」
俺の言葉にさおりがドヤってうなずく、、、。
シル
「あっこれ!!はいソヨヒトの分!!」
そう言ってシルは小豆色の花火を2本渡してくれた、、、なんだ?
ソヨヒト
「あっ、、、ありがとじゃ〜火つけるか?シルは花火知ってる?」
そういえば花火って教えたことないな〜
シル
「漫画で読んだ!!花嫁、、、」
なるほど!!確かにそんな回がある!!
俺はロウソクに火をつけて、
ソヨヒト
「じゃ〜第一妻様!火をつけてごらん!!あと、水着だから火傷に注意しなよ!!」
俺がそう言うとシルはニカッと笑い火をつける、、、
シシュババーー
シルの花火は色鮮やかに火花を散らし、周囲を明るく染める反射する光がシルの姿を照らす、、、思わず見惚れてしまうぐらい、、、
シル
「きれい〜!!」
おっと!!シルの言葉で我に帰る、、、。
シルから火をもらい俺も花火に火をつける、今度はそれをさおり、シズクが持つ花火に火を渡す。
花火の火花が二人を照らす、、、シルに負けず劣らず綺麗だ!!さおりは和風美人だと思っていたけど、和風美人の言葉はシズクの方が似合ってるかもしれない、初めて会った時シズクの髪は黒髪だった、シズクの勘違いで金髪に染めてそのままだが、シズクが黒髪だったらもっと早くに気がついたかもしれない、、、。
余談だが、シズクは金髪にしてから余計モテているとか、、、
シズク
「どうしたの?」
シズクが視線に気がついたらしい、、、
ソヨヒト
「いやね!金髪も綺麗だけど、初めて会った時の黒髪の印象を覚えてなくて、、、」
シルとさおりがはて?って顔で俺を見る、、、
シズク
「ダーリンはどっちが好きですか?」
シルとさおりが期待のこもった顔で俺を見る、、、あれ?、、、これって、、、俺地雷踏んだね!!うん踏んだよ!!
やらかした〜ど〜じ〜よう〜!!
ソヨヒト
「そうだね!シルと同じキラキラと光る金髪もすごく素敵で綺麗だけど、さおりと同じ漆黒の艶やかな綺麗な黒髪も捨てがたい、、、みんなはどう思う?」
どうだ!!やんわりと逆にみんなに聞くって寸法だ!!
シル
「うん!確かにわたしもシズね〜の黒髪見てみたいな!!」
シルは黒髪に1票か、頼むぞさおり!!
さおり
「そうね!わたしも興味あるかも!!」
よしよし!!票が割れなかった!!助かった!!
ソヨヒト
「そうだね!!まぁ〜今の髪型を替えてくれってわけじゃないからね!あくまでもなんとなく黒髪に興味がわいただけだからね!!」
その言葉に一番反応したエルフが、、、
シル
「わたしが黒く染めたら?どう思う?」
なに!!黒髪青眼ロングエルフだと!!興味あるぞ!!
ソヨヒト
「見てみたいね!、、、あっ!それなら一層のことさおりの金髪は?」
突然話を振られるたさおりが、、、
さおり
「えっ!!わたし?金髪?」
ソヨヒト
「そう!!俺の恋人金髪バージョン!!と俺の恋人黒髪バージョン!!なんか面白そう!!」
シル
「みんなで同じ髪色いいね!!」
さおり×シズク
「、、、」
シルはノリノリだけど、二人は考え込んでいる、、、そろそろこの話やめよう!!
ソヨヒト
「じゃ〜そろそろ打ち上げ行くか!!」
さおりが買ってきたくれた花火に打ち上げもあった。
シル
「打ち上げ!!打ち上げ!!」
さおり
「コラコラシルちゃん!!花火振り回さない!!」
シズク
「ふふふ!!」
シルは花嫁四女のように火のついた花火を頭上で振り回している、、、まったく!!
そのあと、打ち上げ花火を数本、漆黒の夜空に散らばる星にめがけて飛ばし、締めにみんなで線香花火をした。
シルは線香花火に目をキラキラと輝かせながら楽しんでいた。




