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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
310/580

花火からの、、、

3人娘は仲良く花火を袋から出してワイワイしている、俺はバケツでプールの水を拝借して3人娘の元に、、、。


さおり

「ちょっとシルちゃん!!そればっかり取らないの!!」


シル

「やだよ〜これ可愛いんだもん!!」


シルは見た目が赤?いやあずき色の花火を独り占めしていた、、、


ソヨヒト

「シル〜?なにやってるんだよ!!独り占めは良くないぞ!!」


俺の言葉にさおりがドヤってうなずく、、、。


シル

「あっこれ!!はいソヨヒトの分!!」


そう言ってシルは小豆色の花火を2本渡してくれた、、、なんだ?


ソヨヒト

「あっ、、、ありがとじゃ〜火つけるか?シルは花火知ってる?」


そういえば花火って教えたことないな〜


シル

「漫画で読んだ!!花嫁、、、」


なるほど!!確かにそんな回がある!!

俺はロウソクに火をつけて、


ソヨヒト

「じゃ〜第一妻様!火をつけてごらん!!あと、水着だから火傷に注意しなよ!!」


俺がそう言うとシルはニカッと笑い火をつける、、、


シシュババーー


シルの花火は色鮮やかに火花を散らし、周囲を明るく染める反射する光がシルの姿を照らす、、、思わず見惚れてしまうぐらい、、、


シル

「きれい〜!!」


おっと!!シルの言葉で我に帰る、、、。

シルから火をもらい俺も花火に火をつける、今度はそれをさおり、シズクが持つ花火に火を渡す。

花火の火花が二人を照らす、、、シルに負けず劣らず綺麗だ!!さおりは和風美人だと思っていたけど、和風美人の言葉はシズクの方が似合ってるかもしれない、初めて会った時シズクの髪は黒髪だった、シズクの勘違いで金髪に染めてそのままだが、シズクが黒髪だったらもっと早くに気がついたかもしれない、、、。

余談だが、シズクは金髪にしてから余計モテているとか、、、


シズク

「どうしたの?」


シズクが視線に気がついたらしい、、、


ソヨヒト

「いやね!金髪も綺麗だけど、初めて会った時の黒髪の印象を覚えてなくて、、、」


シルとさおりがはて?って顔で俺を見る、、、


シズク

「ダーリンはどっちが好きですか?」


シルとさおりが期待のこもった顔で俺を見る、、、あれ?、、、これって、、、俺地雷踏んだね!!うん踏んだよ!!

やらかした〜ど〜じ〜よう〜!!


ソヨヒト

「そうだね!シルと同じキラキラと光る金髪もすごく素敵で綺麗だけど、さおりと同じ漆黒の艶やかな綺麗な黒髪も捨てがたい、、、みんなはどう思う?」


どうだ!!やんわりと逆にみんなに聞くって寸法だ!!


シル

「うん!確かにわたしもシズね〜の黒髪見てみたいな!!」


シルは黒髪に1票か、頼むぞさおり!!


さおり

「そうね!わたしも興味あるかも!!」


よしよし!!票が割れなかった!!助かった!!


ソヨヒト

「そうだね!!まぁ〜今の髪型を替えてくれってわけじゃないからね!あくまでもなんとなく黒髪に興味がわいただけだからね!!」


その言葉に一番反応したエルフが、、、


シル

「わたしが黒く染めたら?どう思う?」


なに!!黒髪青眼ロングエルフだと!!興味あるぞ!!


ソヨヒト

「見てみたいね!、、、あっ!それなら一層のことさおりの金髪は?」


突然話を振られるたさおりが、、、


さおり

「えっ!!わたし?金髪?」


ソヨヒト

「そう!!俺の恋人金髪バージョン!!と俺の恋人黒髪バージョン!!なんか面白そう!!」


シル

「みんなで同じ髪色いいね!!」


さおり×シズク

「、、、」


シルはノリノリだけど、二人は考え込んでいる、、、そろそろこの話やめよう!!


ソヨヒト

「じゃ〜そろそろ打ち上げ行くか!!」


さおりが買ってきたくれた花火に打ち上げもあった。


シル

「打ち上げ!!打ち上げ!!」


さおり

「コラコラシルちゃん!!花火振り回さない!!」


シズク

「ふふふ!!」


シルは花嫁四女のように火のついた花火を頭上で振り回している、、、まったく!!

そのあと、打ち上げ花火を数本、漆黒の夜空に散らばる星にめがけて飛ばし、締めにみんなで線香花火をした。


シルは線香花火に目をキラキラと輝かせながら楽しんでいた。


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