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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
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ドキっ!!女子だらけのBBQ大会!!②

シズクの番になるとシズクから、、、


シズク

「わたしのことを甘やかしてね!!」


とのことなので、二人とは別バージョンのシズクのお世話をすることに、、、

ふうふうしてお肉をあーんしたり、お茶を飲ませたり、肩を揉んであげたり、、、、ムムっ!!すげ〜目で二人が見て辛そうに肩回してる、、、こりゃ〜あとで揉めってことだなぁ〜


シズク

「ダーリンって人の世話役の好きでしょ?」


なんだなんだ?俺を召使に任命するきか?


ソヨヒト

「、、、まぁ〜ぐーたらエルフの面倒は見てるな、、、」


そう言ってシルを見ると、盗み食いをしてさおりに怒られていた(笑)

シズクもその様子を見ながら、


シズク

「わたしもあんな風にお転婆なら面倒見てくれます?」


シズクに言われて考える、、、


ソヨヒト

「どうだろう、、、あの子はこっちの世界で大きなハンデを背負って生きている、、、俺らの想像を絶する向こうの世界での出来事を乗り越えて、、、だからなんとなく手を差し伸べたくなるのかな?」


シルが家族になった時、なんとなく彼女を守らなければならないと感じた、、、おそらく、さっきの話通りだろ、、、普通に考えて異世界からこっちに来て暮らすなんて、、、。


正直な話、シルはとてつもない綺麗な美少女だし、今の俺はシルに惚れている、、、でも好みの容姿かって言うと違う、、、容姿だけならさおりとシズクの方が好みだ、でも俺はそれ以上にシルに惹かれている、、、。


シズク

「なるほど、、、良くも悪くもそれがソヨヒトなんですね!!」


ソヨヒトなんだ、、、なんだそれ?

そしてシズクが耳元で、、、


シズク

「それとさっきシルちゃんと2人の時のお留守番で、ソヨヒトからキスしようとしてましたね、、、」


見られていたかぁ〜俺は小さくうなずく、、、

シズクはそのまま小声で、、、


シズク

「やっぱり、、、そんな気がしたんですよね〜

なんかちょっと悔しいですねぇ〜この関係はシルちゃんばっかり、、、」


シズクのその言葉に俺は、、、


ソヨヒト

「いや!そもそもこの関係は、、、」


シズクは俺の言葉を指で塞ぐ、、、そしてまた耳元で、


シズク

「わかってます!!ちゃんと理解してます!!

でも人はわがままなんです!!それだけの話です!!だからソヨヒトももっとわがままになって下さい!!私たちはすべて受け入れますよ!!そう言う話です!!」


そう言ってシズクは肉を焼いている2人の元に向かう、そして振り返り、、、


シズク

「しめは味噌焼きおにぎりです!!今から作りますね!!」


俺はその言葉に、、、うんと答えた。


シズクと入れ替わるようにシルがやってくる、、、。


シル

「どうしたの?なんか考え事?」


シルはお肉をアーンしながら聞いてくる、、、あら珍しい〜お肉くれるの?


俺がお肉を空振りした後、


ソヨヒト

「いや、、、なんだろさっきの、、、」


シルはモグモグしながら、、、


シル

「やっぱり見られたのかなぁ〜?」


だから食べるかしゃべるかどっちかにしなさい!!


ソヨヒト

「うん、、、さっきハッパかけられたよ、、、」


正直、シズクがなんであんな事を言ったのか、、、ああ、、、そうだなそうだよな、、、これは警告なんだろ、、、シズクの悲痛の叫びの、、、なら、さっきのシズクの言葉をしっかりと受け止めよう、、、。


程なくしてシズクが焼きおにぎりを笑顔で持ってきてくれた、、、俺はシズクから焼きおにぎりのお皿をもらい、シルがお皿の焼きおにぎりをぶんどる、、、

シルのそんな行動にシズクは優しく注意している、、、


ソヨヒト

「みんな聞いて欲しい、、、」


俺の言葉に3人が振り向く、、、


ソヨヒト

「俺はクズだ!!どうしようもないクズだ!!でもそのクズは今に始まったことじゃない、、、だから認めるそれでわがままになる、、、。」


3人が呆然としている、、、当然だろ、、、


ソヨヒト

「シル、、、さおり、、、ごめん、、、

シズク、、、こんな俺で良ければ俺の恋人になって下さい、、、」


シルとさおりは唖然としているが、シズクは泣きながら俺に抱きつき、、、


シズク

「はい!!喜んで、、、」


俺はそんなシズクを抱きしめた。


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