ドキっ!!女子だらけのBBQ大会!!②
シズクの番になるとシズクから、、、
シズク
「わたしのことを甘やかしてね!!」
とのことなので、二人とは別バージョンのシズクのお世話をすることに、、、
ふうふうしてお肉をあーんしたり、お茶を飲ませたり、肩を揉んであげたり、、、、ムムっ!!すげ〜目で二人が見て辛そうに肩回してる、、、こりゃ〜あとで揉めってことだなぁ〜
シズク
「ダーリンって人の世話役の好きでしょ?」
なんだなんだ?俺を召使に任命するきか?
ソヨヒト
「、、、まぁ〜ぐーたらエルフの面倒は見てるな、、、」
そう言ってシルを見ると、盗み食いをしてさおりに怒られていた(笑)
シズクもその様子を見ながら、
シズク
「わたしもあんな風にお転婆なら面倒見てくれます?」
シズクに言われて考える、、、
ソヨヒト
「どうだろう、、、あの子はこっちの世界で大きなハンデを背負って生きている、、、俺らの想像を絶する向こうの世界での出来事を乗り越えて、、、だからなんとなく手を差し伸べたくなるのかな?」
シルが家族になった時、なんとなく彼女を守らなければならないと感じた、、、おそらく、さっきの話通りだろ、、、普通に考えて異世界からこっちに来て暮らすなんて、、、。
正直な話、シルはとてつもない綺麗な美少女だし、今の俺はシルに惚れている、、、でも好みの容姿かって言うと違う、、、容姿だけならさおりとシズクの方が好みだ、でも俺はそれ以上にシルに惹かれている、、、。
シズク
「なるほど、、、良くも悪くもそれがソヨヒトなんですね!!」
ソヨヒトなんだ、、、なんだそれ?
そしてシズクが耳元で、、、
シズク
「それとさっきシルちゃんと2人の時のお留守番で、ソヨヒトからキスしようとしてましたね、、、」
見られていたかぁ〜俺は小さくうなずく、、、
シズクはそのまま小声で、、、
シズク
「やっぱり、、、そんな気がしたんですよね〜
なんかちょっと悔しいですねぇ〜この関係はシルちゃんばっかり、、、」
シズクのその言葉に俺は、、、
ソヨヒト
「いや!そもそもこの関係は、、、」
シズクは俺の言葉を指で塞ぐ、、、そしてまた耳元で、
シズク
「わかってます!!ちゃんと理解してます!!
でも人はわがままなんです!!それだけの話です!!だからソヨヒトももっとわがままになって下さい!!私たちはすべて受け入れますよ!!そう言う話です!!」
そう言ってシズクは肉を焼いている2人の元に向かう、そして振り返り、、、
シズク
「しめは味噌焼きおにぎりです!!今から作りますね!!」
俺はその言葉に、、、うんと答えた。
シズクと入れ替わるようにシルがやってくる、、、。
シル
「どうしたの?なんか考え事?」
シルはお肉をアーンしながら聞いてくる、、、あら珍しい〜お肉くれるの?
俺がお肉を空振りした後、
ソヨヒト
「いや、、、なんだろさっきの、、、」
シルはモグモグしながら、、、
シル
「やっぱり見られたのかなぁ〜?」
だから食べるかしゃべるかどっちかにしなさい!!
ソヨヒト
「うん、、、さっきハッパかけられたよ、、、」
正直、シズクがなんであんな事を言ったのか、、、ああ、、、そうだなそうだよな、、、これは警告なんだろ、、、シズクの悲痛の叫びの、、、なら、さっきのシズクの言葉をしっかりと受け止めよう、、、。
程なくしてシズクが焼きおにぎりを笑顔で持ってきてくれた、、、俺はシズクから焼きおにぎりのお皿をもらい、シルがお皿の焼きおにぎりをぶんどる、、、
シルのそんな行動にシズクは優しく注意している、、、
ソヨヒト
「みんな聞いて欲しい、、、」
俺の言葉に3人が振り向く、、、
ソヨヒト
「俺はクズだ!!どうしようもないクズだ!!でもそのクズは今に始まったことじゃない、、、だから認めるそれでわがままになる、、、。」
3人が呆然としている、、、当然だろ、、、
ソヨヒト
「シル、、、さおり、、、ごめん、、、
シズク、、、こんな俺で良ければ俺の恋人になって下さい、、、」
シルとさおりは唖然としているが、シズクは泣きながら俺に抱きつき、、、
シズク
「はい!!喜んで、、、」
俺はそんなシズクを抱きしめた。




