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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
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ソヨヒトの秘密

シズクは余程怖かったのだろう、、、俺の側を離れない、、、


ソヨヒト

「シズク、、、大丈夫か?BBQの火起こしてるから飛び火に注意してね!!」


シズク

「、、、ありがとうございますそのダーリンって、やっぱり強いのね!」


その言葉に俺が答える前に、、、


さおり

「その辺の不良でソヨヒトに勝てる人はいないわ、無論格闘なら絶対ソヨヒトが負けるけど!!」


あらまひどい!!今さっき華麗に不良共を撃退したのに、、、格闘なら負けるなんて、、、


ソヨヒト

「まぁ、、、その通りだよ!!俺は別に強くない、ただ、昔オトンと一緒に習った古武術の足捌きが出来るだけだよ、、、」


シルがしばし考えて、、、


シル

「あっ!!それって昨日のお姉さん関係してる?」


ソヨヒト

「そう!!ミカねーさんところ!!」


さおりがへぇ〜って顔で、、、


さおり

「そうなんだ〜古武術の話は聞いていたけど、、、ミカねーさんね〜ふ〜ん、、、」


そんな意味深な言い方するなよ〜シルは何かを思い出したように、、、


シル

「そうなんだよ、、、ソヨヒト冷たいから俺の女って、、、紹介してくれなかった、、、」


お前はいつまでこだわる、、、


シズク

「でも、、、俺の女に話しかけるな、見るな、消えろ、、、カッコ良かった、、、」


そう言ってシズクは浸っていた、、、。


いやいや話が誇張されてますよ!もう少し丁寧でしたよ!


シル×さおり

「うんうん!!キュンキュンしちゃった!!」


3人でキャーって言って浸っている、、、なんか恥ずかしいな、、、


シズク

「でも二人はダーリンのこの事、知っていたんですね」


さおり

「わたしは中学の頃にね、何度か不良にナンパされた時に助けてもらったのよ、、、」


シル

「わたしも春先にナンパを撃退してくれて、その時ソヨヒトの強さを知ったの、、、」


シズクは何かを考えている、、、、


シズク

「わたしもあの時ソヨヒトに助けを求めたんだけど、今回とは少し違ってたような、、、」


シズクの疑問にすかさずさおりが答える、、、


さおり

「多分その時のソヨヒト、、、手を出さなかったでしょ?昔から怠け者だから、周囲の状況に応じていかに楽してその場を乗り切るかしか考えてないのよ、、、例えば都合よくお巡りさんがいるとか、、、」


シズク

「あっ!!そうでした!!」


さおり

「でもそれって、ソヨヒトがいかに周囲の状況を理解して正確に把握して尚且つ、使えるコマを選んでいるってことなのよね〜わたしの時なんか、都合よくソヨヒトの仲のいい不良が助けてくれたこともあったわ、それになんと言ってもあの回避術よね!!鮮やかで華麗に回避するからすごくカッコ良いのよ!!」


シル

「わたしの時も近くに警備員がいたけど、警備員が来るまでは、あの回避術で鮮やかに攻撃を避けていた!!」


おいおい、、、これ以上バラさないでくれ、、、今後やりづらくなる、、、正直、この考えはオトンの影響だ、オトンは昔から暴力とは皆無の人間だけど、人助けが好きな性格だった、、、だから事件に巻き込まれる前に、周囲の状況を正確に把握して、使えるものをなんでも利用する、、、時には逃げることも選ぶ、勝つのが目的ではなく、怪我なく生き残ることが前提の方法、、、ゆえに、ピンチになる前にそれを回避する、、、そのためにはありとあらゆるパターンをシュミレーションして危機に備えるとのことだって、、、うん、、、やはりオトンは天才だ、、、。


ソヨヒト

「まぁ、、、今日は失敗だね、、、プールに落ちたし、、、」


シル

「あれすごかったね!!流石にやばいって思ったよ!!まさかプールに逃げるとはね!!」


シズク

「ダーリンの強さの秘訣はその柔軟な発想力と事前の布石なんですね、、、」


やめてくれそんなに褒めても、胸ポケットから鳩ぐらいしか出せないよ!!奮発してポケットを叩いてもビスケットが一つか二つしか出ないよ!!


こんなつまらない冗談でも笑ってくれる優しい恋人達、、、うん!!最高!!



ソヨヒト

「さぁさぁ!!そんなむさい話は終わり、肉焼こうぜ!!」




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