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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
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キス、、、

さおりとシズクがまだ帰ってこない、、、

なんだろ、、、さっきの魔法の話が終わったあと、急にシルがベタベタする、、、


ソヨヒト

「シルさんや?あの暑いからあまりベタベタされると、、、」


シルは無言でエアコンのリモコンで室内温度を下げる、、、ちっ!!いらんことばかり覚えるエルフめ!!


今日のシルの服装は、黒のノースリーブサマーニットに、デニムショートパンツに、黒のニーハイソックス、、、うわ〜ヤケにセクシーだなぁ〜


最近シルはおしりのラインを強調する服を好む、、、おそらくひた隠していた俺の尻フェチがついにバレたのだろう、、、素晴らしい!!イヤイヤまずいって、、、


ソヨヒト

「シルさんや?わかってると思うけど、さっきからシルさんの暴力的なお胸さんが、オラの腕に当たってますよ?」


シルはわざと押し付けて、、、


シル

「ソヨヒトさんや?わかってると思うけど、わざとぶつけてるんですよ!!」


そう言いながら、サイドアップされた髪型の上目遣いで俺を見つめる、、、

二人の視線がそれることなく、互いを見つめる、、、シルがそっと目を閉じる、、、


とりあえず、いつものチョップをかまそうとすると、、、シルが目を開けて、


シル

「チョップ禁止!!」


、、、ありゃ〜バレてる、、、


ソヨヒト

「まったく、、、なに考えてるんだよ!!」


俺のその言葉にシルはニヤニヤしながら、、、


シル

「えっ〜ソヨヒトと同じだよ〜」

 

そう言って、シルは自分の唇に人差し指を当てる、、、イヤイヤ、、、こりゃ〜たまらん!!


ソヨヒト

「バカ言ってないで、、、ほら!ゲームでもするか?」


とりあえずこの雰囲気を一度変えないと、、、

そう思っていると、シルに押し倒される、、、

えっ?なに?


ソファーに仰向けで倒れる俺に、シルが覆い被さる、、、身動きが取れない、、、


シル

「前にわたしからキスしたでしょ?そろそろ返してくれない?」


ソヨヒト

「返す?」


シル

「そう〜!返して?ソヨヒトがわたしにキスして!!」


おいおい、、、どうした?


ソヨヒト

「なんでそうなる?」


シル

「わたしが一番だからよ!!」


シルの口調はいつもの妹とシルではなく、クールビューティーに変わっていた、、、表情がいつもと同じだから気が付かなかった、、、


ソヨヒト

「わかった!!とりあえず今の姿だと、どう考えてもシルに押し倒されていたキスをされる側だ!!一度起きたい!!」


そう言うと、シルは俺に被さるのをやめて隣に座り直す、、、。


俺が起き上がるとシルは再び俺の腕にしがみつき、期待のこもった上目遣いで目を閉じる、、、

はぁ〜昨日のさおりとのこともあるし、、、流石にシルも納得出来ていなかったのだろう、、、俺の意とは反するがしょうがない、、、手でシルを顎を上げる、、、目を閉じていても、シルの整った容姿は本当に綺麗だ、、まるで御伽話から出てきたヒロインだ、こんな美少女に言い寄られて、冷静を保つことの出来る男はそうそういないだろ、、、仮にシルと俺がただの義兄妹で、シルに恋人が出来て二人が仲良くしている姿を目撃したら俺は、、、

そう思った瞬間、激しい嫉妬心を覚える、、、

後のことを気にすることをやめて、シルにキスを、、、二人の唇が触れる瞬間、、、


ガチャ


ドアが開く音が、、、慌てて離れると、


さおり×シズク

「ただいま〜!!」


ソヨヒト

「おっ!!おかえり結構時間かかったな!!ありがとう2人とも!!」


さおり

「良いものいっぱい買えたよ!!シルちゃんの喜びそうなお肉もね!!」


シル

「やった〜おにきゅ〜!!見せて見せて!!」


良かった、、、邪魔されてシルは機嫌が悪くなったかと思っていたが、、、


ソヨヒト

「それじゃ〜俺はそろそろ実車教習行ってくるな!!シルは予定通りちゃんとお手伝いするんだぞ!!」


シル

「了解!!」


シズク

「、、、、」


ソヨヒト

「じゃ〜3人!!行って来ます!!」


シル×さおり×シズク

「行ってらっしゃい!!」


俺は2時限の実車教習を受けるべく部屋を後にした。


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