ローネとシル
ソヨヒト
「オトンがサボったせいで、少し焦げましたけど、、、、よければ、、、。」
そう言いながら、焼けたお肉をテーブルに運び2人に勧める。
ローネ
「ありがとう〜ソヨヒト君は、お料理お上手ね!せっかくだからシル頂きましょう!」
金髪美女はそう言って、自分と女の子の麦わら帽子を取る。
帽子を脱いだ彼女達は、姉妹と思わせるぐらいそっくりで、とても美しい美女と美少女。思わず見入ってしまった、、、。
シル
「ちょっと、、、お母さん勝手に帽子外さないでよ〜」
美少女が、頬をプク〜と膨らませて美女に言う。
えっ!姉妹じゃなくて親子なの?そう思っていると、フォークを持ったオカンが、彼女達に近づく、、あっ、あれ?、、、これ、、やばい?、、、。
オカンは手に持つフォークを2人に差し出し、、、。
オカン
「ローネ、シルちゃんこれで食べれる?」
一瞬肝が冷えたが、その言葉で安心した、、、えっ、、、オカンも知り合い?
ローネ
「あら〜!サチありがとう!!ほら、シルもちゃんとお礼をして、、、。」
と、美女のローネが言う。
シル
「、、、ありがとうございます、、、。」
と、恥ずかしそうに美少女のシルが言った、、、。
オカン
「そういえば、、、ローネもシルちゃんも、うちの息子とは初めてよねぇ、ごめんね〜あのバカ、息子もちゃんと自己紹介しないで」
そう言って、オカンが俺を見て、
オカン
「ソヨヒト、2人に自己紹介、お願いね!」
オカンに催促されて
ソヨヒト
「初めまして、そこでうなだれてるバカの、、、息子やってますソヨヒトです。」
オトンはオカンに成敗され、うなだれていた。
オカンは、俺の自己紹介に、ツボったらしく、くすくすと笑いながら、
オカン
「ソヨヒトは高校1年生で16歳、シルちゃんの一つ?年上?に、、、なるのかなぁ〜?」
と、2人に尋ねると、2人もクスクスと笑いながら
シル
「そうですね!よろしくお願いします」
と、美少女シルが。
ローネ
「そうね!よろしくね、ソヨヒト君」
と、美女ローネさん。
オカンは立て続けに、、、。
オカン
「ソヨヒト、こちの美人が外国から来た、おとーさんの仕事仲間のローネ、隣の美少女が娘のシルちゃんよ!」
と、2人を紹介してくれた。
その後は、オカンの命令で馬車馬のように料理をする。
オトンを横目に、仲良く女子会に花を咲かせる3人。
俺は、居心地の悪さを感じて、オトンの料理を手伝っていた。