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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
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言わせたい、、、。

夕食後さおりとシズクは、少し離れたソファーで座り相談をしている?


結局シルは二人の輪に入れてもらえず、今は俺の膝枕で半べそをかいている。

俺はそんなシルを頭を撫でてやってるが、、、

ったく、、、あいつらは、、、。


さおり

「やっぱりその手は、、、」


シズク

「ならこれは、、、」


う〜ん?なんの相談だ?


ソヨヒト

「シル、、、あの二人さっきからなに話してるんだ?」


シル

「なんかソヨヒトにしてもらうための話し合い、、、でも言い合ってる、、、ソヨヒト!あいつらがなに言って来ても、絶対に相手しないでね!!わたしが一番だよ!!わたしをいじめるあいつらに、肩入れしたら許さないからね!!」


ソヨヒト

「あいつに、肩入れって、、、」


シルは仲間外れにされて相当悔しいのだろう、、、いつも以上に俺の側を離れない、、、


さおり

「ならやっぱりシルちゃんに手助けしてもらう?」


さおりがこっちを見て話した瞬間にシルが反応する、、、まぁ〜シルは耳が良いから全部聞こえてるんだろ、、、


シズク

「そうですね、、、やむを得ませんね、、、」


卒然シルの顔から笑顔が溢れて、そのまま起き上がり、二人の元に駆け寄る、、、なんだなんだ?


シル

「おやおやお困りのようですね〜!!」


シルは特げに話をするが後ろ姿しか見えないので、表情は読み取れない、、、


さおり

「まったく〜あんた聞こえていたんでしょ〜説明はしないわ!!仲間に入れてあげるから手伝いなさい!!」


シズク

「シルちゃんいじめてごめんなさいね!お願い出来る?」


二人の言葉にシルは力こぶを作り、、、


シル

「おっね〜さんにまかせなさ〜い!!」


あれはうさぎのねーさんのポーズだなぁ、、、いや、、、残念な妹の方か、、、?



こうして3人仲良く俺を除いての密談が、、、。

しばらく3人でああだこうだ言って、最後は仲良くスクラムを組ん掛け声をしている、、、なんかあいつらって、わざと美人を台無しにしてるよな、、、

意を消した表情でシルとシズクが俺の隣に座る、、、なんだ?シズクが甘ったるい言葉で、、、


シズク

「ダーリン〜わたしってあなたのなんなの?」


なんだ?いきなり、、、


ソヨヒト

「、、、エッチで変なおねーさん?」


シズクは夏の甲子園で敗れ去った高校生の様な失意の顔で、膝から崩れ落ち、、、そして、さおりと席を変わる、、、だからなんなのよ?


バトンをタッチされてさおりが、一呼吸を入れてから、、、


「ソヨヒト!!あんたわから、、、あっ、、、間違、、がえた、、、」


さおりは得意のツンデレを繰り出すが、どうやら言葉を間違えた様で、、、


シズク

「フフっ、、、自分で言っちゃとはね〜」


シズクが失意の顔のまま、さおりを小馬鹿にしている、、、さおりは頭を抱えてうつむく、、、大丈夫か?


そんな二人を横目に、さっきからお腹を抱えて笑うシル、、、人きしり笑ったシルが真面目な顔の上目遣いで、、、


シル

「あのね、、、ソヨヒト、お願いがあるの、、、」


どうやらシルは小手先の技は使わないで、真っ向勝負で挑むらしい、、、いや〜シルの上目遣いは技か?


ソヨヒト

「どうしたの?」


シル

「あのね、さっきわたしを助けてくれた時、ソヨヒトわたしのことを、俺の女って言ってくれたでしょ?」


ソヨヒト

「恥ずかしいけど、、、思わずな!」


シル

「それでね、わたしその言葉にすごく嬉しかったの、、、だからもう一度言って欲しいんだけど、、、」


まぁ〜大方予想はついていた話だけど、、、


ソヨヒト

「別にいいけど、、、そんなので良いの?」


俺の言葉にシルは満面の笑みと、同時に二人の、、、


さおり×シズク

「えっ〜なんで、、、」


そんな言葉がリビングにこだました、、、。


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