それってここまで引っ張るもの?②
話は少し前に戻る、、、夏休み前の三者協議の後、親睦を深めるために3人でカフェでお茶をしている時、、、
シズク
「でもビックね!学年一の美少女が妹キャラだったって、、、」
さおり
「本当ね!わたしもシルちゃんと仲良くなる前まで、クールビュティーだと思っていたから」
シル
「あれ疲れるんだよね〜ソヨヒトも勘違いしてたし〜」
そう言ってシルはテーブルにうつ伏せになる。
さおり
「ふふ!!でもわたしはこっちのシルちゃんが好き!!」
シズク
「そうね!わたしも!!」
シル
「好き、、、?」
シルはなにかを思いついた様に突然起き上がり、、、
シル
「そういえばなんでソヨヒトのことが好きなんだろ?」
突然つぶやくシルに二人は戸惑う、、、
さおり
「シルちゃん、、、どうしたの?」
シルは二人を見ながら、
シル
「いやね〜わたしって、なんでソヨヒトのことが好きなんだろって思ったの!!」
二人はキョトンとしている、、、
シル
「ソヨヒトってわたしのタイプじゃないんだよね〜」
さおりとシズクが互いの顔を見つめ合って、、、
さおり×シズク
「はぁ〜?」
シル曰く、シルのタイプはどっちかと言うと男らしい人が好みだとか、、、なんでもエルフの男は優男が多いからとのこと。
シル
「だから私は、俺についてこい、って言う男性に弱いんだよね〜」
さおり
「なんか意外?でも妹キャラだからそうなのかなぁ〜?」
シズク
「なんかわかる様な、わからない様な、、、」
突然のカミングアウトに戸惑う二人にシルは、
シル
「ソヨヒトが、、、 お前は俺の女 だって言ったら良くない?」
シルのその言葉に二人は想像する、、、ちなみにすでに想像済みのシルは、自分で言った言葉に悶絶して喜んでいる、、、
さおり
(あれ?なんかいいかも!!いや〜これはいいぞ!!ドキドキする!!)
シズク
(確かに年下の子にそんなこと言われたら〜良い!!お姉さんそう言うのすごく好き!!)
さおり
「まぁ〜かっ、仮にソヨヒトがそんなこと言ったらぶん殴るけど、、、」
さおり
(言われたい〜なんならそのまま、、、)
シズク
「ふふ!!そうね!シルちゃんはちょっと夢みがちなのかなぁ?」
シズク
(ストライクゾーンど真ん中だった、、、そんなこと言われたら、、、)
シル
「え〜ダメ?おかしいなぁ〜おんなじ属性だと思ってたのに〜」
さおり
「まあ〜あの腑抜けは絶対に言わないわね、、、」
シズク
「そうですね!ソヨヒト君紳士だから、、、」
シル
「だよねソヨヒトだもん、、、、」
そして落ち込む、ドMの3人、、、
現在に戻り、さおりとシズクは冷静になるために、一度ソファーに座り相談をしている、、、ちなみにシルもその輪に入るべくアピールしているが、二人にシッシと足わられてる。
さおり
「一層のこと本人に言わせてみる?」
シズク
「えっ〜キャ〜良いの?それって高いんじゃないの?、、、オホン、そうしてみましょう!!」
シル
「なになに?なにを言わせるの?わたしも入れてよ〜」
さおり
「あんたはまだ未成年でしょ!!」
シズク
「そうね!シルちゃんはもう少し大人になったらね!!」
シル
「え〜なになに?わたしもう大人だよ〜!!」




