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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
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現実世界こぼれ話⑫ シルのイタズラ(教習所)

エピソード①


シルはソヨヒトを見つめながら閃く、自分の金髪ロングの毛先で、ソヨヒトの鼻頭を


こちょこちょ


鼻先をこちょこちょされたソヨヒトの顔が変な顔になる、、、まるで猫のフレーメン反応のような顔に、、、


シルはその顔に吹き出しそうになるが必死に堪える。


再びイタズラしようとするとソヨヒトに睨まれ


ソヨヒト

「こら!そろそろ始まるよ!ちゃんとして!!」


エピソード②


シルはソヨヒトの教本をパラパラとめくったあと、教本に落書きをはじめる、、、

小学生がよく書く丸と線だけの人物像が、こともあろうに教本に書かれている車の挿絵に、ぶつかって吹っ飛ばされたように描いたり、引かれたように描いたり、車を集団で囲みカメハメ◯?を打っているような描写だったりと、、、最後はお約束の人物像(絵)を改造して楽しんでいた。


ソヨヒト

(やるなこのエルフ!!そもそもどこで覚えた?カ◯ハメ波?)



エピソード③


落書き飽きたシルは、頬杖をつきながらソヨヒトを見て大あくびをする、、、そして人差し指でツンツンとソヨヒトの頬を突く、ソヨヒトが振り向くと、よそ見をして吹けない口笛を吹くフリをする。

再びソヨヒトが正面を向いて授業を受けていると、


ジーーーっと


ソヨヒトを見つめる、、、視線が気になるソヨヒトは、チラチラとシルを見るが、その度にシルはソヨヒトに笑いかける、、、


ソヨヒト

(ほんと、、、このエルフ無駄に可愛いよな〜)



エピソード④


今日のシルは珍しく真剣な顔で絵を描いている、、、本来であれば大人しくしている子供は褒めるべきだが、、、シルが絵を描いているのはソヨヒトの腕だった、、、しかも先の尖った鉛筆で、なかなか上手く書けないのだろ、、、何度も何度も上書きをしながら一生懸命、静かに大人しくして描いていた、、、、シルの鉛筆が止まる、、、上手に描けたのだろうシルはご満悦に笑み、、、ソヨヒトは完成された絵を見る、、、そこには、


相合傘に ソヨヒト×シル


と描いてあった、、、思わずソヨヒトが


ソヨヒト

「俺の腕は黒板か?」


シル

「にっしし!!」



エピソード⑤


授業が始まるといつものようにシルはソヨヒトにちょっかいを出す。

かわいいシルはソヨヒトの気を引こうと、必死になってあれこれとするが、さすがのソヨヒトも、もはや動じない、、、それでもシルは諦めることなくソヨヒトの手のひらに、


シル

「一本橋こちょこちょ♪叩いて♪つねって♪階段登って、、、♪」


ソヨヒトは思わずシルを見る、、、シルは可愛くニヤリと笑い、、、ソヨヒトの脇を目掛けて


こちょこちょ!!


けれど、ソヨヒトも耐えた!!ひたすら耐え切った!!


それが面白くないシルは、ソヨヒトの指を、曲がらない方に曲げ、ソヨヒトが悶絶するのを笑って楽しんでいた、、、、。


この後、ソヨヒトにすごく怒られました。


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