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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
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デートですよデート(那須編)②

ソヨヒト

「じゃ〜お腹も膨れたし、どこに行こうか?

シルは動くのと、鑑賞するのどっちが好き?」


シル

「お腹いっぱいだから、少し運動したい、、、」


残念美少女エルフはそう言いながら、お腹をポンポン!!


ソヨヒト

「それなら確か牧場なんてあったな、、、でもちょっと距離あった様な、、、タクシーの運転手に聞いてみよう!!」


タクシーの運転手に尋ねると、そんなに遠くないとのことなので牧場に行く。


シルは移動中タクシーの窓を開けて、風を浴びながら鼻歌を歌っていた、、、どうやらご機嫌の様だ!!


牧場に着いて案内マップを見る、、、そんなに広いくはない様だ!!何よりも無料はありがたい!!


シルと牧場内を散歩する、、、シルは手を出して俺を見る、、、俺はそのまま手を繋ぎシルに笑顔を振りまく!!シルもニッコリと微笑み、俺の手を引っ張っていきなりダッシュする、、、?


ソヨヒト

「なんだ?なんだ?」


シル

「ふふっ!!あはは!!こっちこっち!!」


シルに連れてこられたのは売店の前、、、

シルは期待のこもった笑顔で、手を後ろに組んで、少しお辞儀をする様なポーズで首を傾げて上目遣いで俺を見る、、、かわいい!!

でも、俺はこのポーズを知っている、、、さおりだ、、、あいつは困った時、大概このシリーズのポーズおねだりてくる、、、。


ソヨヒト

「ソフトクリームだろ?」


シルは満面の笑みで、コクコクうなずく、、、


シル

「あたし!チョコソフトクリームね!!」


シルはチョコソフトクリームをご所望だ、、、それにしてもなんか美味そうだな!!よし!!俺は食べよう!!俺はちょっと高級なプレミアムソフトクリームを注文!!


シルは目を輝かせながらチョコソフトクリームパクリ!!余程美味しかったのだろうか?足をバタバタさせている、、、かわいい!!


ソヨヒト

「でわでわ!!俺もパクリ!!うんうん!!濃厚で美味いな!!ほら!シルも一口どうぞ!!」


シル

「ありがとうソヨヒト!!頂きます〜!!」


シルの遠慮のない大きな一口で、俺のソフトクリームは、壊滅的な被害を受ける、、、うん!こうなるのは知ってた!!


俺は大きく欠けた山の頂の、修復に取り掛かる、、、シルが自分のソフトクリームを見つめていた、、、?


ソヨヒト

「どうした?シル?」


シル

「あのね、、、ソヨヒトにお返ししようと思ったら、、、」


なるほど!! あと一口なのね!!って、、、はや!!


ソヨヒト

「ありがとう!!シル!気持ちだけもらうね!!」


そう言うと、シルは嬉しそうに残りを平らげた。


ソフトクリームを平らげてご満悦のはずのシルが、物欲しそうにこちらを見ている、、、いや俺ではないな、、、。


ソヨヒト

「なんか思ったよりあまったるいなぁ〜シルこれ食べてくれるかい?」


シルに尋ねると、すごく嬉しそうに胸を張ってポン!!と叩いて、


シル

「おね〜さんに任せなさい!!」


だそうです、でもすげ〜結構揺れてたよ!!


その後、無事に俺の食べきれなかった?ソフトクリームをシルが平らげてくれ、再び牧場を散歩しす。シルは動物を見て様々な表情を見せてくれる、、、


ソヨヒト

「なんかすっかりシルの虜だなぁ〜」


そんな楽しかったはずのデートの終わりに、全てを忘れて現実を逃避していた案件を、思い出させる無情なLENEが届く、、、さおりだ、、、。


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