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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
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合宿は続くよ!どこまでも?

朝起きて朝食を作りシルと一緒に食べる。

今日もシルは美味しそうに、頬いっぱいに頬張り、せっかくの美人を台無しにする。


今日の午前中は3時限の学科を受ける。

シルは変わらず俺の後をついて来て、当然の様に隣に座り、まともに授業を聞くことなく、俺にちょっかいを出して笑う。

そんなシルに俺は安心するのだが、、、

鉛筆の先っちょで、人の腕に絵を描くのはやめて、、、地味に痛い!!


1段階目の学科は10時間、昨日の4時間と今日の3時間で必要単位は残り3時間。

明日の午前中で学科はクリアとなる。

早めに昼食を作り食べる。


午後からの実車教習は夕方の2時間を予約したから、おやつまでシルと勉強をする。

本来なら事前に決まったスケジュールで行動しなければならないが、オカンが気を利かせて、俺の教習プラン(一番高いプラン)を変更してくれたので、実車教習を俺の好きなスタイミングでスケジュールが組める!!

オカン様様だ!!いや〜ひょっとして、、、オカンは全てをお見通し〜?それならば我が母ながら怖い人だ!!


シル

「出来た〜!!ふぅ〜疲れた〜!!」


どうやら俺が作った小テストが終わったらしい〜採点をする、、、うん!!満点だ!!すごい!!


ソヨヒト

「すごいね!満点だよ!!」


シル

「ふぅ〜ソヨヒトのテスト難しいよ〜さおね〜はもっと優しいのに〜!!」


シルは机にへばり付いて頬を膨らませ、ブー垂れてる、、、。


ソヨヒト

「でも満点だよ!!ちゃんと基礎が出来てる証拠だよ!!えらいえらい!!」


俺は机にへばり付くシルの頭を撫でてやる。


夕方から2時間の実車教習を受ける、、、うん!昨日より上手くなってる!!余裕も出て来た!!教習中にシルを探す、、、シルは昨日と同じ木陰で俺の教習を見ていた。


今日の教習が終わり、シルの元に歩みよると、少し離れた場所に、いくつかの男のグループがこちらを見ていた。


ソヨヒト

「見たことある視線だなぁ、、、!!」


俺はシルの耳元で尋ねる。


ソヨヒト

「シル、、、魅力使ってない?」


シルは俺の脇腹を突き、


シル

「失礼ね!!私ほどの上級魔法使いとなれば、こんな魔法もう無詠唱よ!!」


なるほど、、、そういうものなのか、、、あれ?そういえばシルはいつの間にか隠蔽も呪文唱えてないぞ!!


ソヨヒト

「そういえば、隠蔽も無詠唱だね!!」


シル

「まぁ〜隠蔽も魅力妨害も新しい魔法だから、術式の関係上、最初は詠唱が必要なの、慣れると感覚でできる様になるんだけど、、、」


なんか普段はぐ〜たらエセエルフだと認識していたけど、、、


ソヨヒト

(シルって凄いなぁ〜)


そう関心していたら、


シル

「いま!普段はぐーたらって思ったでしょ!!」


そう言ってまた脇腹を突かれた、、、やっぱりこころが読めるのか?


夕食後、コンシェルジュに頼んで用意してもらったゲーム機で二人でゲームを楽しんで、合宿二日目が終わる。


合宿三日目もほぼ同じ感じで終わり、順調に教習が進んでいて、実に素晴らしい!!

シルに四日目の午前は学科がない事を告げると、


シル

「じゃ〜私をデートに連れて行きなさい!!」


とのことで、夕方の実車教習までシルとデートになった。

シルはすごく嬉しそうにしていた。

その様子に、以前までは抱かなかった思いが込み上げてくる、、、シルが嬉しいと俺も嬉しい、、、。




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