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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
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気付かされること

届いた複数の水着をシルが選んでいる。


シル

「ソヨヒト!!これどう思う!!」


ソヨヒト

(競技用の水着だなぁ、一見良さそうに感じるが、ハイレグで明らかにお尻の面積が少ない、、、却下だ!!)


ソヨヒト

「そうだね候補としては良いと思うよ!!他のはどんな感じ?」


シル

「それならこのピンクのビキニ?」


ソヨヒト

(おいおい、、、それどう見てもシルの胸の面積に足りてない、、、却下だ!!)


ソヨヒト

「なかなか綺麗な色してるね!!ちなみにそっちの水着は?」


シル

「このビキニ白でヒラヒラも付いてかわいいだけど下が、、、流石に恥ずかしい、、、」


シルが水着の下を見せてくれた、、、ダメだ完全なTバックだ、、、おい!コンシェルジュ!!お前わざとだろ!!


ソヨヒト

「それなら、上は白で下はピンクの水着を合わせたら?」


ソヨヒト

(よし!これなら普通の水着になる!!)


シル

「うん!なんか良い感じかも、じゃ〜着替えるね!!」


そう言ってシルは着替えようとする、、、ポカン!!


シル

「、、、痛い、、、ちょっとソヨヒト!!」


ソヨヒト

「隣の部屋で着替えなさい!!」


シル

「ブー!!一緒に向こうに行く?」


ソヨヒト

「シ〜ル〜!!(怒)」


シル

「わ〜い!!むっつりソヨヒトが怒った!!」


まったく、、、困った子だ。

さて、俺の水着は、、、おい!なんで天狗なんだよ!!どこのアフリカの部族だよ!!

、、、ふんどしって、、、ムキ(怒)

まぁ、これならいいか?シルが入った別の部屋で着替える。


着替え終わり部屋から出る、、、当然シルはまだ居ない。

ソファーに座りしばらく待つとパレオ姿のシルが出てきた。


ソヨヒト

「うん!そのパレオかわいいね!黒基調に赤いハイビスカスがいいね!!」


シルはその場で一回転する、、、パレオがフワッと広がり、一瞬脳裏に昨日の光景が蘇るが、、、先ほど選んだ水着を着ていた、、、残念?シルは俺の顔見ながら、、、


シル

「にしし!!

あれあれ?ひょっとして昨日の期待してたのかな?ソヨヒトのエッチ!!」


と俺をからかう、まったくホントこの子は、、、。


シルと部屋を出る。この建物の階段は2階で終わっている。フロアーの突き当たりを見ると、上に上がる階段が見えた、多分あそこだな、、、階段を登り扉を開けると、南国風の作りのプールがあった。


プールを見渡すと利用者は誰もいない、、、そもそも、パーフレットにプール完備とは書かれていない、ここはこの施設の専用プールなのだろう、つまりシルに、お尻がはみ出る水着、バストの際どい水着、そしてT水着を着てもらっても、、、バカやろ!!貴様はなにを考えておる!!でもそう考えればあのコンシェルジュは優秀だなぁ〜


ヤシの木を模様した屋根のあるひよけにテーブルとビーチチェアがあり、スマホをテーブルに乗せる。シルはパレオ脱いで日焼け止めを俺に渡してピーチチェアに寝っ転がって水着の上のフックを外す。 

なにを言われることなく、日焼け止めを背中にかけて塗っていく、、、。


シルの透き通る白い肌も、流石に前回の海の影響なのだろ少し水着の跡があった。

前回よりは幾分我慢できるのだろう、、、こそばゆいのを必死にこらえている様子、けれど、流石に肩から首にかけてはクスクスと笑っていた。

フックを取り付けてやると、シルは起き上がり俺を見上げる、、、なんだろう〜やけに艶かしい、、、あれ?シルってこんなに色気があったっけ?確かに綺麗で美人だけど美少女のイメージ強い、、、なるほど、、、これは俺の固定概念なんだろ、、、普段からかわいい妹キャラが定着して、それがそのままイメージなっている、、、よくよく考えれば、旅行前までは綺麗で美人のイメージだった。


ソヨヒト

「シルは本当に綺麗だね、、、」


思わず口に出しまう、、、。


シルの顔がみるみるうちに赤くなり笑顔で、


シル

「ありがとう!!ソヨヒト!!」


シルは俺から日焼け止めを取ると自分の体に隅々まで塗り、そして俺の背中に日焼け止めを塗ってくれた、俺も自分の体に隅々まで日焼け止めを塗る、、、シルは日差しの下に出て後ろで腕を組みポーズをとりながら


シル

「ほらほら!!あなたの大切な恋人の水着姿はどうですか?」


もうすぐ17時になろうと言うのに、日差しはまだまだ強くシルを光り輝かせる。


ソヨヒト

「うん!水着、、、とても似合ってる、、、素敵だよ!!」


シル

「にしし!!嬉しいなぁ〜!!ソヨヒト早く早く!!」


俺はシルに連れられて夏のプールを楽しんだ。


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