異世界こぼれ話16 ノリヒトの悩み②
ローネ
「おほん!それでノリヒト様、本日はどうなされましたか?」
シル
「お母さんお口!!チョコチョコ!!」
口にチョコを付けた姫に、口に付いたチョコを指摘される女王とはこれいかに、、、。
ノリヒト
「シルちゃん!!おいで!おいで!」
シル
「なに?ノリヒトさん!!」
俺は異世界で重宝するウエットティッシュで、シルちゃんの口を拭く
ノリヒト
「これでよし!!お口が綺麗になったよ!!」
シル
「ありがとう!!それいい匂いがするね!!」
ウエットティッシュを一枚シルに渡して
ノリヒト
「それで手を拭くと綺麗になるよ!!」
シルはウエットティッシュで手を拭き、手の匂いを嗅ぐ
シル
「うわ〜いい匂い!!」
それを見ていたローネが、、、
ローネ
「ノリヒト様、、、その、、、」
本当この人は欲しがりだよなぁ〜
ノリヒト
「はいはいどうぞ、、、」
ウエットティッシュを渡そうとすると、ローネは目を閉じて口を少し尖らせる、、、。
ノリヒトは一瞬ドキッとしたが、、、こいつ〜!!俺に拭かせるつもりか!!そう思いながらもローネ口を拭く、、、ハァ〜女王は口ですら従者に拭かせてるのかよ〜!!
その後、ウエットティッシュを女王に渡すと、嬉しそうにシルと同じ事をして、二人でいい匂いと盛り上がっていた、、、おい!!そろそろ本題いこうよ、、、
ローネ
「あらためて、本日はどうなされましたか?」
少し不安そうな顔をしている、、、はて?
ノリヒト
「いやね!嫁さんに話さなければいけないでしょ?」
ローネ
「まっ、、まさか私、、、振られるの?こんな美人なのに?」
ノリヒト
「おいおい!スゲ〜自身過剰だな!!確かに美人だけど!!でもうちの嫁も負けてないからな!!ってそんな話じゃね〜よ!!」
そんな俺とローネのやり取りを一人ケラケラとシルが笑っていた、、、。
先ほど読み返していたら、タイトルに違和感が、、、あっ!!投稿間違えた!!なんと1話飛ばしてノリヒトの悩み③を先に投稿しておりました〜!!
と、言うわけで飛んで一読頂いた皆様ごめんなさいです。