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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
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異世界こぼれ話⑮ ノリヒトの悩み①

俺は珍しく悩んでいた。

サチに合わせるとしても、俺自身ローネを知らない、それにどうやって合わせる?

さて、、、どうしたものか?


ケース①

サチさん!!異世界の嫁見つけました!!これです、、、バキボキ、、チーン!!

、、、ダメだ、、、。


ケース②

サチさん!!これが新たな嫁です!!

バキボキ、、、チーン!!

、、、無理だ、、、。


ケース③

、、、ってこんなの意味ない!!よし!!殴られるのは確定してるんだから!!とりあえず、友達として紹介をしよう!!つまり問題の先送り!!


シナリオはこうだ!!


異世界で出来た友達ローネ!→俺を異世界人と知る→かわいいシルがこっちの世界に興味を持つ→サチを異世界に招待→二人を合わせる→こっちの世界で家族に合わせる→そのうちカミングアウト→息子に冷たくされ、妻に殴られる、、、(涙)


まあ〜こんな感じか?、、、、なんか俺スゲ〜かわいそうだなぁ〜やっぱり断ろうかな、でもシルちゃんが可哀想だし〜面倒だからロリコン叔父殺る、、、、?

ダメだ、、、そんなことしたら貴族全員殺らないといけない。


とりあえずショウちゃんのとこに匿って、ロリコンを代王据えれば、しばらくは時間が作れるな!!明日もう一度ローネに確認しよう〜!!


次の日、エルフの村


ノリヒト

「ちーす!!」


ローネ

「あら?これはこれはノリヒト様!!突然の来訪、、、如何致しましたか?」


シル

「ノリヒトさんようこそ!!、、、」


シルの期待のこもった目が俺の手に持つお土産を見つめていた、、、俺が渡そうとすると、、、


ローネ

「それでは私の部屋で、、、」


ノリヒト

(こいつ、、、もらう気満々だなぁ!!)


ローネの厳しいお達しで、ローネの部屋には誰も近寄ることが出来ない、、、ローネは魔法で結界を張る。


シル

「これなんだろ?冷たいよ、、、」


そう言ってシルとローネはチョコアイスの袋を開ける。


ローネ

「シル!いい匂いね!!あっ!!冷たい!!、、、美味しい〜」


シル

「これすごい!!チョコが冷たい!!クリームがクリーミー!!おいひ〜!!」


ノリヒト

「シルちゃんそれはアイスだよ!!チョコアイス!!美味しい?」


、、、ってこいつら俺の話聞いてない、、、おい!お前女王だろ!!なに両手にアイス持ってる!!意地汚い!!結局、さっきコンビニで買ってきた箱アイスをあっという間に二人で食べた、、、。


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