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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第3章 夏だ!青春だ!生徒会だ!
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ソヨヒト旅立つ!!

ソヨヒトが図書館デートをしている同時刻、

シルは休憩時間に店長にお願いをしていた。


シル

「お願い!!店長さん!!明日から2週間程お休み下さい!!」


店長

「え〜困るよ〜シルちゃんはうちのスーパーエースなんだから!!」


シル

「いいじゃん!!ちゃんとシズね〜紹介したでしょ!!私が居なくてもシズね〜代わりに入ってくれるよ!!」


店長

「いや〜しかしバイトの子の士気にも影響するんだよ〜!!」


シル

「いいじゃん!!いいじゃん!!多田野先輩も

長期おやすみなんでしよ!!ずるいよ〜!!」


店長

「あれ?なんで知ってるの?秘密なのに〜」


シル

「もう〜わかったよ!!わたしバイト辞めます!!」


店長

「OK!2週間しっかり休んでおいで!!あと、シルちゃん新作のケーキあるけど食べるかい?」


シル

「わ〜い!!店長さん大好き!!」


次の日の朝


今日の朝食はシルの大好きなベーコンエッグ、ウインナーとポテトサラダ、そしてパンケーキには、クリームと果物をトッピングのスペシャルバージョン!!

なになに?どうしてこんなに豪華な朝食を準備

したのかって?


フフッ!!そりゃ〜シルがしばらくひもじい思いをするかもしれない、兄としてはそんな不憫な義妹に少しでもってね!!

シルには悪いが俺は今日から、約2週間程家を留守にする!!

なになに?理由を知りたい?しょうがない教えて進ぜよう!!それは男の子のロマン!!バイクの免許を合宿で取りに行く為!!

当然シルはそんなこと知らずに、朝からご機嫌に豪華な朝食を食べています!!

また幸運にもシルは朝からバイトとのこと、黙って旅立つには最高の条件!!

なになに?黙って行って怒られないかって?

バカもーん!!怒られるに決まっているだろ!!だから黙って行くんだよ!!

シルに怒られるのは2週間後の俺だ!!大丈夫!アイツは出来る子!!きっと上手くなんとかしてくれる!!今はそれを信じて、笑顔でシルをバイトまで見送ろう!!

でも今日のシルは少し変だ!いつものベタベタもないし、バイト先までの送り迎えのわがままも言わなかった、、、。

まぁ〜少し大人になったのだろう!!兄としては少し寂しいぞ!!

さて、俺もぼちぼち行きますか!!

事情は新幹線の中でLENEで送ればいいだろ!!さらば仮の家よ!!いざ行かん!!那須高原!!


ソヨヒトはガラガラの新幹線やまびこの中で、

普段食べないお菓子を満喫していた。


ソヨヒト

「いや〜男一人旅ってなんか憧れてたんだよなぁ〜!!うんうん!!景色が綺麗だ!!やまびこって名前は聞いていたけど、乗るとこんな感じなんだね〜!!ガラガラだよ!!」


久々に羽を伸ばせる自由気ままな一人旅のせいか、テンションが高めに独り言を連発する。

先ほど、恋人3人には一斉にメールで


ソヨヒト   

バイクの合宿免許に行って

       きます。探さないで下さい

       帰るのは、約2週間後です。


と、だけど送った。

気がかりなのはシルの飯だけだが、オトンのカードを持っているから大丈夫だろ、、、それにさおりは優しいから、きっと困ってるシルを助けてくれる!!そうに決まってる!!


あと少しで新幹線は目的に那須塩原に到着する。

事前にトイレをすませるためにデッキに向かう、席に戻って来たタイミングでアナウンスが流れる。

残りのお菓子とコーヒーを食べようとすると、中身は空っぽだった、、、はて?いつのまにか完食していた?

おっと!そんな事より降りないと!!

駅を降りると送迎バスが、、、あったデカ!!

送迎バスがリムジンバスなの?すげ〜間違ってる?行き先を確認、、、スカイヒューマン自動車アカデミー、、、あってるな!!

無駄にデカい送迎バスに乗って約30分、やっと到着!!今日からここで約2週間でバイクの免許を取得するぞ!!


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