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異世界義妹  作者: 異世界転生希望者A
第2章 ラブ多め?
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三者協議②

二人の話を要約すると、つまらない生徒会活動に華を添えるのは恋だとか!!

シルちゃんはソヨヒトと生徒会活動で、愛を育むラブコメの王道展開をする為に生徒会に参加する、さおりさんは元々来年の風紀委員会に、ソヨヒトを巻き込む予定だったけど、生徒会室の方が遥かに環境が整っており、ソヨヒトを自分の側近にする事で、遠慮なく生徒会室でイチャイチャ出来ると判断したとのこと、そんな話を二人に力説された。

まったく!!あの二人は生徒会をなんだと思っているの!!実に素晴らしいわ!!

あ〜ソヨヒトともっと早く出逢えていたら!!あんなつまらない生徒会が華やかになったのに〜!!


シズク

「なるほど、、、よくわかりました。

二人の生徒会に対する熱い思いに、私もうら、、、感銘を受けました。むしろ喜んでこの大役やらせてもらいます!!」


私の返答にさおりさんとシルちゃんは互いを見合い頷いていた、、、。


さおり

「引き受けて下さってありがとうございます!!私もシルちゃんもライバルなので先輩の恋を手伝うことは出来ませんが、妨害もしません。つまりソヨヒトが先輩を心から受け入れるのであれば、偽りの言葉が不要になります。

その時は、私たちもシラカワ先輩を受け入れますので、どうか頑張ってください。」



さおりさんの言葉は、ソヨヒトが振り向けば本当の恋人になっても良いと言う意味、ただしソヨヒトを振り向かせなければならない事を意味している。

つまり、現段階でソヨヒトは私を恋人として見てくれない、あくまでも偽りの恋人、、、でもまたとない絶好のチャンス、、、絶対ものにしてみせる!!


シズク

「お二人にはなんとお礼を申し上げれば、、、本当にありがとう!!」


シル

「でも!私が第一妻だからね!!絶対そこは忘れないでね!!」


シズク

(第一妻って、、、)


シズク

「あらためてよろしくね!シルちゃん!!

さおりさん!!」


3人は熱い握手を交わした。


その後、さおりさんが色々とアドバイスをしてくれた、彼女曰く一番長い年数を共にいるので、彼の癖を理解しているとのこと、特に彼はどさくさに紛れて居なくなったり、サボったり、逃げたりするのが得意だとか、だから油断しないようにと、シルちゃんからもちょっと図々しいと思うぐらいの、わがままなら許容してくれるって、ただし、食べ物系は私のだからダメだって、、、???

そんな感じで、色々アドバイスを聞いた後、


シズク

「そういえばこの件は、本人は了承しているのですか?」


肝心な事を聞き忘れていた、でも本人は反対していると、、、?

私の質問にシルちゃんとさおりさんが難しい顔をみせる。


さおり

「う〜ん〜一応ね!、、、でも納得はしてないから、、、」


シル

「まぁ〜私からそれとなく言っとくよ!でも

ソヨヒトの性格だと絶対に自分から動かないから、シズね〜が説得してね!!」


シズク

(シズね〜って、、、)


さおり

「そうね!そこはシズね〜に頑張ってもらいましょ!!」


シズク

「、、、わかりました!それなら、、、」


こうしてソヨヒトを1学期最終日に生徒会室に呼び出して、私から告白することになった。


本作をご一読頂きありがとうございます。

第二章も残り2話となります。

第三章は夏休み、生徒会編となります。

引き続き宜しくお願い致します。


また、約月一連歳の異世界義妹外伝と異世界オトンも連載しておりますので、ご興味がありましたらご一読よろしくお願い致します。

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